ニュースリリース

2012年11月14日 [音楽制作]

音楽を追求するクリエーター・アーティストのためのソフトウェア

音楽制作に革新をもたらし、高品位な音質と直感的な操作を両立

Cubase 7
Cubase Artist 7

− ハーモナイズやリアレンジ、個性的なサウンドメイキングが可能に、12月5日発売 −

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スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 7』 / 『Cubase Artist 7』 オープンプライス 12月5日(水)発売予定

スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 7』 / 『Cubase Artist 7』
オープンプライス
12月5日(水)発売予定

※関連製品画像はページの最後をご参照ください

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、100%子会社であるSteinberg Media Technologies GmbH(本社:独・ハンブルグ市、以下スタインバーグ社)が開発した、音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェアのフラッグシップモデルである『Cubase 7(キューベース7)』と、その機能を厳選して搭載したミッドレンジグレードである『Cubase Artist 7(キューベース アーティスト7)』を、12月5日(水)から発売します。

価格と発売日

品名 品番 価格 発売日
スタインバーグ ソフトウェア
『Cubase 7』
CUBASE 7/R オープンプライス 12月5日(水)
CUBASE 7/E オープンプライス 12月5日(水)
CUBASE 7/UG オープンプライス 12月5日(水)
スタインバーグ ソフトウェア
『Cubase Artist 7』
CUBASE ART 7/R オープンプライス 12月5日(水)
CUBASE ART 7/E オープンプライス 12月5日(水)
CUBASE ART 7/UG オープンプライス 12月5日(水)
  • ◎ 品番の末尾は次のものを示します。R:通常版、E:アカデミック版(※1)、UG:アップグレード版(※2)
  • ※1:アカデミック版は、学生、学校教員の皆様向けの優待販売版です。ご発注の際には、学生証、教員証等のコピーが必要となります。
  • ※2:アップグレード版は、「Cubase AI 6」「Cubase AI 5」「Cubase AI 4」「Cubase LE 6」「Cubase LE 5」「Cubase LE 4」をご使用のお客様が対象です。UG版のご利用には、ご利用のソフトウェアのライセンスがコンピューターにあらかじめアクティベーション(ライセンス認証)されている必要があります。
  • ◎ 「Cubase 6」など旧バージョンからのバージョンアップ・アップグレード版は、スタインバーグバージョンアップセンター、Steinberg Online Shop での直接販売を行います。詳細はスタインバーグサイトをご参照ください。
  • ◎ 『Cubase 7』、『Cubase Aritst 7』発売キャンペーン(Grace Period:グレースピリオド)について
    2012年10月25日以降に、「Cubase 6」「Cubase 6.5」「Cubase Artist 6」「Cubase Artist 6.5」をご購入されライセンスのアクティベーションをされたお客様は、無償でそれぞれダウンロード版の『Cubase 7』、『Cubase Artist 7』にバージョンアップいただけます。無償バージョンアップの方法など詳細はスタインバーグサイトにてご案内いたします。
  • ◎ スタインバーグ ホームページ http://japan.steinberg.net/

製品の概要

 『Cubase 7』および『Cubase Artist 7』は、デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)市場において高いシェアを誇る「Cubase 6」シリーズの後継として開発されたソフトウェアです。

 プロフェッショナルなニーズに応えるフラッグシップモデルの『Cubase 7』、音楽制作機能を厳選して搭載したミッドレンジグレードの『Cubase Artist 7』は、いずれも最先端の音楽制作環境を実現する機能を多数搭載しました。

 コードアレンジをサポートし、ハーモナイズやリアレンジを容易にする画期的な「コードトラック」「VariAudio 2.0」、ユーザーインターフェースを一新しワークフローを劇的に向上させた「MixConsole」、個性のあるサウンドメイキングを可能にするチャンネルストリップ、さらに、インターネットを通して遠隔地からの録音を可能とする「VST Connect SE」など実用的なバージョンアップが多数実現されています。

 「クリエーター・アーティストの思いのままに」という理念のもと、スタインバーグ社の四半世紀を超える音楽制作ソフトウェア開発技術が『Cubase 7』、『Cubase Artist 7』に凝縮されています。作曲、レコーディング、編集、ミキシングなどの作業において高品位な音質と直感的な操作を両立し、高度に洗練されたさまざまなオーディオ/MIDIツールにより、新しい楽曲の誕生をサポートします。

 詳細は以下の通りです。

主な特長

1. オーディオトラックに対しても適用できる「コードトラック」

音楽制作の手順に革新をもたらし、新しい楽曲の誕生をサポートする「コードトラック」を用意しました。
MIDIキーボードやマウスでコード進行を入力し、コード進行のガイドダンスとして試聴することが可能です。コードトラックに入力したコードは、さまざまなボイシング設定が行えるばかりか、MIDIトラックはもちろん、VariAudioで解析されたオーディオトラックに対してもコードボイシングやスケールの適用が可能です。
シンプルなポップから複雑なジャズコードまで、コード進行を道案内するコードアシスタント機能を『Cubase 7』のみに搭載。終止形/共通音などのモード設定をはじめ、さまざまな条件でのコード提示が可能です。たとえば最初と最後のコードは決まっているのに、間をどうつなげばいいのかわからない場合も、おすすめのコード進行をリストアップしてくれます。

「コードトラック」
「コードトラック」

2. コードトラックと連携可能な「VariAudio 2.0」

『Cubase 7』に搭載されている「VariAudio 2.0」は、コードトラックとの連携により、曲のハーモニーに合ったピッチ補正が可能になりました。
また、リードボーカルトラックを基にして、ソプラノ/アルト/テナー/バスといったハーモニーコーラストラックを一瞬で生成することができ、ボーカル録りが終わってしまった楽曲のリアレンジを容易にします。
さらに、サンプルエディターウインドウ上で複数トラック、パートを扱えるようになり、ハーモニーを俯瞰しながらの 「VariAudio」編集も可能になりました。

「VariAudio 2.0」
「VariAudio 2.0」

3. 豊富なサウンドコンテンツを追加

ヤマハとの共同開発によるソフトウェア音源「HALion Sonic SE」に、ナチュラルなピアノからシンセサイザーサウンドまで、充実した300種類の音色からなる「Hybrid Expansion」サウンドセットを追加しました。また、「Groove Agent ONE」の新規ドラムキット30種類のほか、「HALion Sonic SE」の音色が自動で割り当てられてすぐに使用可能な2,000種類のMIDIループ素材など、最新のミュージックシーンにあったスタイルがスタンバイしています。

「HALion Sonic SE」
「HALion Sonic SE」

4. サウンドキャラクターの再現や統一も可能なVoxengo「CurveEQ」

『Cubase 7』には、フルバージョンのVoxengo「CurveEQ」を搭載しています。多目的に使用可能な64バンドのスプラインEQで、プログレードのスペクトラムアナライザーを内蔵。スペクトラムマッチングテクノロジーによって、解析した周波数特性をほかのトラックに適用することが可能です。たとえば、好みのギターイントロやバスドラムのサウンドを再現したいとき、また曲のサウンドキャラクターをアルバムで統一したいときなどに活躍します。

  • ※Voxengoは、ロシアのAleksey Vaneev氏によるプライベートブランドで、「CurveEQ」で成功した2002年に営業を開始しました。40を超える有料/無料のプラグインがリリースされ、50か国以上にわたって何百万人もの登録ユーザーによって利用されています。

Voxengo「CurveEQ」
Voxengo「CurveEQ」

5. 新世代のミキシング環境を実現する「MixConsole」

完全に新しくなったミキサー「MixConsole」は、新世代のミキシング環境を透明感あふれる音質と共に実現します。
フルスクリーンモードや、縮尺の自在な変更、必要なチャンネルやパラメーターに素早くアクセスするための様々な機能によって、「MixConsole」は、大型ディスプレイからラップトップまで、さまざまな環境に柔軟に対応します。必要なチャンネルだけを表示したり、重要なチャンネルを左右に固定して表示させたり、カーソル位置のチャンネルだけを自動的に表示させるなど、作業に合わせたレイアウトでミキシングに集中することができます。EQやダイナミクス、センド、インサートを任意の表示設定で保存していつでも呼び出すことも可能です。
また、各チャンネルに装備されたメータ―ブリッジや、トラック画像、任意のメモを入力できるトラックノートパッドなどによって、瞬時にチャンネルを識別できます。プラグインやトラックの検索機能を備え、増え続けるプラグインや膨大なトラックを簡単に選択することができます。さらに、コントロールリンクグループやクイックリンクシステムによって、選択した任意の複数チャンネルのパラメーターを同時に操作することが可能など、ワークフローを改善する機能が豊富に搭載されています。

「MixConsole」
「MixConsole」

6. 個性のあるサウンドメイキングを可能なチャンネルストリップ

チャンネルごとにハイパス/ローパスフィルター、ノイズゲートを実装。また、スペクトラムアナライザーを備えた 4バンドのパラメトリックStudioEQによって、特徴的で個性のあるサウンドメイキングを可能にします。
3種類のコンプレッサーと専用のエンベロープシェーパーによって、最適なダイナミクスとパンチのあるサウンド作りができ、さらに、チューブ/テープサチエーションによって、サウンドに暖かさと高級感を加えます。ブリックウォールリミッターを使用すればレベルのクリップを自然に防ぐことができ、あるいはマキシマイザーでサウンドを際立たせることも可能です。

「チャンネルストリップ」
「チャンネルストリップ」

7. インターネット経由でのコラボレーションが可能な「VST Connect SE」

「VST Connect SE」によって、別の国のほかの『Cubase 7』ユーザーとインターネットで直接つながって録音、コラボレーションすることができます。ビデオとオーディオのリアルタイムトークバックとチャット機能も備え、プロデューサーとアーティストのコミュニケーションも簡単です。パートナーが『Cubase 7』ユーザーでなくても、スタンドアローンバージョンの 「VST Connect SE」 と『Cubase 7』でコラボレートすることも可能です。

「VST Connect SE」
「VST Connect SE」

8. レコーディング作業をより安心に行える「ASIO-Guard」

日々のスタジオワークの中で最も重要な側面の一つは、信頼性の高いレコーディングプロセスです。スタインバーグのオーディオエンジンは、ミキシング機能を拡張しただけでなく、全く新しい「ASIO-Guard」と呼ばれる、大切なセッションのレコーディングをより安心して行える機能を追加しました。スタインバーグのインテリジェントなドロップアウト防止アルゴリズムに基づき、アナログ機器を使用したレコーディングの様に、音だけに集中することができるようになります。さらに、ユーザー設定を無効にしてファクトリーセッティングでCubaseを起動するなど、トラブルシューティングに役立つ機能も搭載しました。

動作環境

対応OS Mac OS 10.7、10.8 (32bit/64bit) Windows 7、8 (32bit/64bit)
CPU Intel デュアルコアプロセッサー Intel / AMD デュアルコアプロセッサー
必要メモリー 2GB 以上 2GB 以上
ハードディスク 8GB 以上の空き容量 8GB 以上の空き容量
ディスプレイ 1280 x 800 ピクセル以上 - フルカラー 1280 x 800 ピクセル以上 - フルカラー
オーディオデバイス Core Audio 対応デバイス Windows対応デバイス (ASIO対応デバイス推奨)
その他 ダブルレイヤーDVD-ROMドライブ
USB端子:Cubase付属のUSB-eLicenser(コピープロテクトキー)接続用
インターネット接続環境:プログラムダウンロード、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録など
  • *上記の動作環境・推奨環境を満たしている場合でも、全てのコンピューターにおける動作を保証するものではありません。
  • *コンピューターの総合的な性能により同時に使用可能なトラック数などパフォーマンスに違いがあります。

※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:木崎
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
お客様コミュニケーションセンター
スタインバーグ・コンピューターミュージックご相談窓口
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL 053-460-5270

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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