2013年06月12日 [ホームシアター・オーディオ]
音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求するハイクラスAVレシーバー
<アベンタージュ>の新シリーズ3機種を発売
ヤマハ AVレシーバー
『RX-A3030』 『RX-A2030』 『RX-A1030』
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、ハイクラスAVレシーバー『RX-A3030』および『RX-A2030』を7月下旬、『RX-A1030』を7月上旬より、それぞれ全国で発売いたします。
価格と発売時期
品名 | モデル名 | 色 | 希望小売価格<税込> | 当初月産 予定台数 |
発売時期 |
---|---|---|---|---|---|
AVレシーバー | RX-A3030 | (B)ブラック (N)ゴールド |
283,500円 (本体価格270,000円) |
2,500台 | 7月下旬 |
AVレシーバー | RX-A2030 | (B)ブラック | 199,500円 (本体価格190,000円) |
3,000台 | 7月下旬 |
AVレシーバー | RX-A1030 | (B)ブラック | 126,000円 (本体価格120,000円) |
5,000台 | 7月上旬 |
製品の概要
今回発売する『RX-A3030』『RX-A2030』『RX-A1030』は、2011年の発売以来ご好評をいただくハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」(アベンタージュ)の第三世代モデルです。音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求するAVENTAGEシリーズの理念をさらなる高みに引き上げるべく、新たにESS社製D/Aコンバーターを投入して新次元の音質純度を追求したオーディオセクション、シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)の可能性を拡げるVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)によるリアプレゼンス生成*、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換のクオリティを独自技術で追求したヤマハオリジナルの映像処理技術を新採用。さらに、192kHz/24bitネットワークオーディオ再生やMHL(Mobile High-Definition Link)、Bluetoothオーディオ再生(別売「YBA-11」使用)、進化した専用アプリケーション「AV CONTROLLER」など、ますますニーズが高まるスマートフォン&ネットワーク機能も進化させました。
- *シネマDSP HD3とVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)によるリアプレゼンス生成はRX-A3030に採用
AVENTAGE第三世代モデルの製品構成:
RX-A3030:最大11.2chまでの拡張に対応するシネマDSP HD3搭載9.2chモデル
RX-A2030:リアプレゼンスを含むフルスペック・シネマDSP<3Dモード>搭載の9.2chモデル
RX-A1030:シネマDSP<3Dモード>&デュアル7.1chシステム搭載7.1chモデル
右からRX-A3030/A2030/A1030
[ AVENTAGEシリーズについて ]
AVENTAGEシリーズは、音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求し、永い愛着に応えるヤマハのハイクラスAVレシーバーです。いつまでも飽きの来ないナチュラルな音質と優れた操作性、独創のシネマDSP技術に裏付けられた圧倒的な臨場感、そして時代を常にリードする先進性と快適性。そのすべてを、ヤマハのクラフトマンシップによって最高度に達成しています。なお、AVENTAGEシリーズは全製品5年保証です。
RX-A3030/A2030/A1030 主な特長
1.高音質
●しなやかさと力強さを両立。新次元の高音質を追求したオーディオ回路
左右対称設計のフルディスクリート構成9ch仕様(RX-A1030は7ch仕様)ハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトなどの採用により、ヤマハAVレシーバーの特長である「音の静寂性」はそのままに、しなやかさと力強さを両立する新次元の高音質再生を追求しました。圧倒的な解像度とスケール感を誇るRX-A3030、ウェルバランスな表現力のRX-A2030、快活でパワフルなRX-A1030。原音に忠実で聴き疲れのない自然な音色をベースとしながら、3機種それぞれに異なる個性を与えています。
●新たにESS社製D/Aコンバーターを投入
ESS社製D/Aコンバーター(RX-A3030:ES9016+ES9006の計2個、RX-A2030:ES9006×2個、RX-A1030:ES9006×1個)を投入。ESS社製D/Aコンバーターの特長である卓越した微小信号の再現性と高S/Nを活かし、高域の透明感と豊かな響き、密度感と暖かみのある中域、引き締まったリアルな低音を再現します。
●独自の制振・高剛性シャーシと3回路分離型パワーサプライ
ヤマハが培ってきた機構設計のノウハウを集約し、理想の機械的強度と重量バランスを発揮する左右対称コンストラクションの制振・高剛性シャーシを採用。設置安定性を高めて筐体の共振を分散し、電源トランスの微細な振動をも抑制するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)を応用した<5番目の脚>とも相まって、力強くフォーカスの合ったサウンドを実現します。また電源部には、オーディオ回路用、デジタル回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させて全動作モードでのS/Nを高めた3回路分離型パワーサプライを搭載。給電経路を最短化するとともに、音質に影響を与える磁場効果も給電レイアウトの工夫によりキャンセルすることで、音の瞬発力とリアリティをいっそう高めています。
●ピュアオーディオ再生の楽しさを拡げるハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
圧縮音声を活き活きと再現するミュージックエンハンサーに加えて、RX-A3030/A2030には、非圧縮(CD、WAV)および可逆圧縮(FLAC)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーも搭載。よりデリケートな音楽的表現を引き出し、ピュアオーディオ再生の新たな楽しさを提供します。
2.臨場感
●部屋の音響特性をより積極的に改善する新世代YPAO-R.S.C.
初期反射音を厳密に制御してホームシアターの臨場感を飛躍的に高める新世代の「YPAO-R.S.C.」(全機種)、複数の計測ポイントからのデータを総合的に判断して精度を高める「マルチポイント計測」(全機種)、室内の音響特性に合わせてシネマDSP効果を最適化する「DSPエフェクトレベルノーマライズ」(全機種)、聴取位置とスピーカーとの位置関係を把握する「スピーカー角度計測」(RX-A3030)、測定性能を向上させた改良型YPAOマイク(RX-A3030/A2030)を、視聴環境最適化システム「YPAO」に統合。専用施工されたシアタールームで楽しむような理想の視聴環境を簡単な操作で確実に再現できる、ヤマハだけの先進機能です。
- * R.S.C.= Reflected Sound Control
●3次元立体音場再生の最高峰、シネマDSP HD3(RX-A3030)
最上級機の『RX-A3030』では、通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度により、その空間情報をもっとも忠実に再現する3次元立体音場再生の最高峰「シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)」の9.2ch再生を本機単独で実現。外部アンプを加えて最大11.2ch再生に発展できる11.2chプリアウトも装備しています。加えて、フロントプレゼンススピーカーを使った7.1chスピーカー構成でリアプレゼンススピーカーを生成する新しいVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能も装備して、シネマDSP HD3の可能性をさらに広げます。
●VPS&ダイアログリフトで使いやすさを高めたシネマDSP<3Dモード>
音場に「高さ」方向のデータを加え、左右メインスピーカーの上部に設置したプレゼンススピーカーを使って立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP<3Dモード>を全機種に搭載。プレゼンススピーカーなしでもシネマDSP<3Dモード>再生が楽しめる「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)も全機種に装備して、シネマDSP<3Dモード>の臨場感を5.1chスピーカー構成で手軽にお楽しみいただけるようになりました。加えて、セリフ位置の厳密な高さ調整が行える「ダイアログリフト」、セリフ単独での音量調整が行える「ダイアログレベル調整」も装備。VPS機能との併用も可能とすることで、使いやすさをいっそう高めています。
3.映像処理回路
●高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求
動き適応型/エッジ適応型デインターレース(全機種)、マルチケイデンス検出(全機種)、ディテール&エッジ強調(RX-A3030/2030)、映像信号調整(RX-A3030/2030)に対応した映像処理回路を搭載しました。もちろん機能性のみに留まらず、ハイエンド・ビデオプロジェクターなどの開発で培った3次元動き適応型I/P変換をはじめとするヤマハオリジナルの映像処理技術を投入することで、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換のクオリティを改めて追求。映像処理回路を必要に応じて完全にバイパスし、ビデオゲームなどで気になる映像の遅延を排除するビデオダイレクト機能も装備しています。
4.ネットワークオーディオ
●AirPlayはもちろん、Android端末からのワイヤレス音楽再生にも対応
お手持ちのiPod touch/iPhone/iPadやパソコン内のiTunesライブラリーに保存された音楽コンテンツをストリーミング再生できるAirPlayに対応。さらに専用アプリケーション「AV CONTROLLER」(詳細は後述)を使えば、iPod touch/iPhone/iPadに加えてAndroid対応スマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツについても、音質重視のシンプルなオーディオ専用アルゴリズムを採用したヤマハオリジナルの音楽プレーヤー機能によってワイヤレスでの高音質ストリーミング再生が楽しめます。
●WAV/FLAC192kHz/24bit対応ネットワークレシーバー機能
NP-S2000に象徴されるヤマハの高音質ネットワークオーディオ技術を活かしたWAV/FLAC192kHz/24bit再生対応、DLNA1.5準拠のネットワークレシーバー機能を内蔵。お手持ちのパソコンやNAS(ネットワークHDD)にストックした音楽コンテンツをピュアオーディオグレードの高音質で楽しめるほか、インターネットラジオ(vTuner)の聴取にも対応しています。
5.操作性
●快適操作と美しい画面が魅力の専用アプリケーション「AV CONTROLLER」に対応
iPod touch/ iPhone/iPadやAndroid端末を使ってAVENTAGEの操作が行える*1専用アプリケーション「AV CONTROLLER*2」に対応。電源オン/オフや音量調整、入力ソース選択、シネマDSPのサラウンドモード選択などをリモコン感覚で快適にコントロールできるほか、iPod touch/iPhone/iPadやAndroidスマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツを高音質でワイヤレス・ストリーミング再生できるヤマハオリジナルの音楽再生機能も搭載しています。動作が緩慢になりがちなネットワークオーディオの選曲もサクサク動く快適な操作感、iPadのRetinaディスプレイやタブレット端末での縦横切り替え表示に対応した機能的で美しい画面も魅力です。
- *1:本機と無線LANルーターとの有線接続が必要です。
- *2:iOS 4.2以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS2.1以上に対応。iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playから、それぞれ無償でダウンロードできます。
●パソコンのブラウザー上で操作できるウェブコントロールセンター
お手持ちのパソコンの標準ウェブブラウザー*3を使って本機を操作できる*4「ウェブコントロールセンター」を搭載。見やすいコントロールパネル(操作画面)で本機の動作状態を確認しながら、各種操作が確実に行えます。
- *3:動作確認済みウェブブラウザーはInternet Explorer 8.0以降です。
- *4:パソコンを接続したLANルーターと本機との有線接続が必要です。
●お気に入りの設定を瞬時に呼び出せるSCENE機能
シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。Blu-ray Discからインターネットコンテンツまで、視聴したいソースのボタンを押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、各ソースを楽しむための再生環境へのセットアップが瞬時に完了します。
6.発展性
●4K Ultra HD映像やMHL、Bluetooth再生(別売「YBA-11」使用)に対応
次世代の高精細テレビを先取りする4K Ultra HDパススルー&アップスケーリング、およびアナログ映像信号のHDMIへのアップコンバージョンに全機種で対応。さらに、MHL対応の携帯端末*5を接続して最大フルHD(1080p)映像/最大7.1chマルチチャンネル音声の伝送や本機側リモコンでの端末操作*6などを実現するフロントMHL(Mobile High-Definition Link)*7接続、Bluetoothオーディオ再生(別売「YBA-11」使用)にも対応しています。
- *5:MHL(Mobile High-definition Link)とは米Silicon Image社が開発した、携帯端末から高速での映像及び音声伝送が可能になるインターフェイス規格です。
- *6:モバイル機器やアプリケーションによっては一部の機能を操作できない場合があります。
- *7:MHLに対応したHDMI端子は入力8系統のうちの1系統(フロント)となります。
●別室などでメインルームと異なるコンテンツが楽しめるHDMIゾーンスイッチング
本機を設置した部屋(メインルーム)でシアター再生を楽しみながら、メインルームと異なる任意のAVコンテンツ*8を、寝室やキッチンなどの別室に設置したHDMI対応テレビやホームシアターに伝送して同時再生できる「HDMIゾーンスイッチング」に対応。特にRX-A3030/A2030では、HDMI入力されたAVコンテンツ、デジタルまたはアナログ入力されたオーディオコンテンツ、内蔵ネットワークレシーバー(インターネットラジオ、USBオーディオ含む)、内蔵FM/AMラジオのいずれかを選んで伝送することが可能になりました。別室のHDMI対応テレビやAVアンプ、YSPなどでメインルームと同じ、または異なるAVコンテンツが楽しめるので、寝室やキッチンに移動して作品の続きを観賞したり、家族が別々のコンテンツを同時に楽しみたいときに便利です。
- *8:RX-A1030ではHDMI入力されたAVコンテンツに限って伝送できます。
7.長期製品保証
長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、お買い上げ日より満5年間のメーカー製品保証を「AVENTAGE」全製品に標準で付与いたしました。
【その他の特長】
●外部デジタル音声に含まれるジッター成分を除去して再生品位を高めるウルトラロージッターPLL回路●設置を安定させ、高音質を支えるカスタムメイドの鋳鉄製レッグ(RX-A3030)●サラウンドフォーマットなどに応じてリアプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーを自動選択するデュアル9.2ch対応(RX-A1030はデュアル7.1ch対応)●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ●3D映像伝送*やオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応した8入力/2出力のHDMI端子●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.3W以下の省電力設計●一定時間使用しないと自動的に電源が切れるオートパワーダウン●お手持ちのiPod/iPhone/iPadのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●40局プリセット対応FM/AMチューナー●MM対応フォノイコライザー
- *3D映像信号のパススルーはフレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトムの各方式に対応しています。
RX-A3030/A2030/A1030 機能比較
型番 | RX-A3030 | RX-A2030 | RX-A1030 | ||
---|---|---|---|---|---|
筐体 | 左右対称コンストラクション | ○ | ○ | ○ | |
5th Leg<5番目の脚> | ○ | ○ | ○ | ||
リジッドボトムフレーム | ○ | ○ | ○ | ||
H型クロスフレーム | ○ | ○ | - | ||
ダブルボトムコンストラクション | ○ | - | - | ||
重量レッグ(鉄製) | ○ | - | - | ||
オーディオ部 | 内蔵パワーアンプch数 | 9ch | 9ch | 7ch | |
D.O.P.G.コンセプト | ○ | ○ | ○ | ||
DAC | ESS ES9016×1、ES9006×1 | ESS ES9006×2 | ESS ES9006×1 | ||
ブロックケミコン容量 | 18,000μF × 2 | 12,000μF × 2 | 9,800μF × 2 | ||
ウルトラロージッターPLL回路 | ○ | ○ | ○ | ||
シネマDSP | シネマDSP HD3/3Dモード | HD3 | 3Dモード | 3Dモード | |
プログラム数 | 23 | 23 | 17 | ||
最大拡張チャンネル数 | 11ch | 9ch | 7ch | ||
VPS(バーチャルプレゼンススピーカー) | Front Presence | ○(ダイアログリフト) | ○(ダイアログリフト) | ○(ダイアログリフト) | |
Rear Presence | ○ | - | - | ||
DSPエフェクトレベルノーマライズ | ○ | ○ | ○ | ||
YPAO | YPAO R.S.C. | ○ | ○ | ○ | |
マルチポイント計測(8地点) | ○ | ○ | ○ | ||
スピーカー角度測定 | ○ | - | - | ||
ミュージック エンハンサー |
コンプレスドミュージックエンハンサー | ○ | ○ | ○ | |
ハイレゾリューションミュージックエンハンサー | ○(up to 96/24、2ch) | ○(up to 96/24、2ch) | - | ||
ネットワーク機能 | DLNA1.5対応 | ○ | ○ | ○ | |
WAV/FLAC 192kHz/24bit 対応 | ○(NET/USB) | ○(NET/USB) | ○(NET/USB) | ||
AirPlay | ○ | ○ | ○ | ||
インターネットラジオ | ○(vTuner) | ○(vTuner) | ○(vTuner) | ||
ウェブブラウザーコントロール | ○ | ○ | ○ | ||
PCバックアップ | ○ | ○ | ○ | ||
映像関連 | 4kアップスケーリング/パススルー | ○ | ○ | ○ | |
アナログtoアナログビデオコンバージョン | ○ | ○ | - | ||
アナログtoHDMIビデオコンバージョン | ○ | ○ | ○ | ||
ディテール&エッジ強調 | ○ | ○ | - | ||
映像信号調整(コントラスト/輝度/色の濃さ) | ○ | ○ | - | ||
ゾーン機能 | オーディオ出力(プリアウト) | ○Zone2、3 | ○Zone2、3 | ○Zone2 | |
スピーカー出力 | ○Zone2、3 | ○Zone2、3 | ○Zone2 | ||
HDMI出力 | ○Zone2、4 | ○Zone2、4 | ○Zone2 | ||
映像出力 | ○Zone2、3、4 (Zone4はHDMI出力のみ) |
○Zone2、3、4 (Zone4はHDMI出力のみ) |
○Zone2 | ||
アプリ | AV CONTROLLER対応 | ○ | ○ | ○ | |
ECOモード | ○ | ○ | ○ |
(シリーズ各モデルの相違点)
●筐体
アンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)を応用した<5番目の脚>、左右対称コンストラクションとリジッドボトムフレームによる制振・高剛性シャーシを3機種ともに採用。これに加えてRX-A3030/A2030にはH型クロスフレームも採用しています。さらにRX-A3030では底板を二重にしたダブルボトム構造と鋳鉄製レッグを追加してさらなる音質チューニングを行なっています。
●オーディオ回路
高速熱帰還トランジスターと新設計の大容量制振ヒートシンク(RX-A3030/A2030はブラックアルマイト仕上げ)を採用した左右独立構成*のディスクリート構成パワーアンプ、D.O.P.G.コンセプトなどの基本構成は3機種共通ですが、音質対策パーツは3機種それぞれに異なっています。内蔵パワーアンプのチャンネル数および定格出力はRX-A3030が200W/9ch、RX-A2020が190W/9ch、RX-A1020が140W/7chです。D/Aコンバーター部には、RX-A3030が「ESS ES9016」+「ESS ES9006」(計2個)、A2030が「ESS ES9006」×2個、A1030が「ESS ES9006」×1個を搭載しています。電源部は全機種に新設計の3回路分離型パワーサプライを採用、電源用カーボンシース・ブロックケミコン容量はRX-A3030が18,000μF×2、RX-A2030が12,000μF×2、A1030が9,800μF×2です。
- *センターch用パワーアンプは左側パワーユニットに搭載
●シネマDSP
3次元空間処理に対応したシネマDSP<3Dモード>を3機種ともに採用。さらにRX-A3030には最大9.2chスピーカー出力または最大11.2chプリアウトのシネマDSP HD3(エイチディ キュービック)を、またRX-A2030には最大9.2chパワーアンプ出力によるリアプレゼンスを使ったシネマDSP<3Dモード>を搭載しています。プレゼンススピーカーなしでシネマDSP<3Dモード>再生を手軽に楽しめるVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)、VPSを利用したダイアログリフトはRX-A1030を含む3機種ともに採用しており、さらにRX-A3030のVPSはフロントプレゼンススピーカーを使った7.1chスピーカー構成でリアプレゼンススピーカーを生成することができます。
●YPAO
部屋の初期反射音を厳密に計測してスピーカーの設置位置の違いなどによるチャンネル間の音質・音場偏差を補正するYPAO-R.S.C.は、より積極的な補正が行える新世代版として3機種すべてに搭載。再生環境の残響特性に応じてシネマDSP効果を最適化するDSPエフェクトノーマライズも全機種に装備しています。さらにRX-A3030では、スピーカーの設置場所(リスニングポイントとスピーカーとの位置関係)に応じてシネマDSP効果の補正を行うスピーカー角度計測にも対応しています(マイクベース付属)。最大8地点のマルチポイント計測は3機種ともに採用しています。なお、測定性能をさらに改善するため、RX-A3030/A2030には改良型YPAO用マイクを付属しています(RX-A1030には標準型を付属)。
●映像系回路
4K Ultra HDパススルー&アップスケーリングおよびアナログ映像信号のHDMIへのアップコンバージョンは3機種ともに装備しています。また映像処理回路では、動き適応型/エッジ適応型デインターレースとマルチケイデンス検出も全機種に、ディテール&エッジ強調と映像信号調整(コントラスト/輝度/色の濃さ)をRX-A3030/A2030に装備。全機種にヤマハオリジナルの映像処理技術を採用し、より高品位なI/P変換を実現しています。
RX-A3030/A2030/A1030 主な仕様
型番 | RX-A3030 | RX-A2030 | RX-A1030 | ||
---|---|---|---|---|---|
定格出力 | 20Hz-20kHz、2ch駆動 | 150W/ch (6Ω、0.06%THD) | 140W/ch (6Ω、0.06%THD) | 110W/ch (6Ω、0.06%THD) | |
1kHz、1ch駆動 | 200W/ch (6Ω、0.9%THD) | 190W/ch (6Ω、0.9%THD) | 140W/ch (6Ω、0.9%THD) | ||
実用最大出力(JEITA) | 1kHz、1ch駆動 | 230W/ch (6Ω、10%THD) | 220W/ch (6Ω、10%THD) | 170W/ch (6Ω、10%THD) | |
内蔵パワーアンプ数 | 9 | 9 | 7 | ||
音声入力 | アナログ | 11系統 | 2ch 10 (前面入力1、PHONO1含む) | ||
マルチチャンネル 1(8ch) | |||||
デジタル | 7系統 | 光 4 (前面入力1) | |||
同軸 3 | |||||
音声入力(その他) | 2系統 | USB* 1、Ethernet 1
|
|||
映像入力 | 14系統 | コンポーネントビデオ 4 | |||
D4端子 1 | |||||
Sビデオ 4 | |||||
コンポジットビデオ 5 (前面入力1) | |||||
音声出力 | スピーカー出力 | 7ch (フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R) | |||
拡張 スピーカー出力 | 4ch:(EXTRA SP1)フロントプレゼンス/Zone2/Zone3/BI-AMP、 (EXTRA SP2)リアプレゼンス/Zone2/Zone3 |
4ch:(EXTRA SP1)フロントプレゼンス/Zone2/Zone3/BI-AMP、 (EXTRA SP2)リアプレゼンス/Zone2/Zone3 |
2ch:(EXTRA SP)フロントプレゼンス/Zone2/BI-AMP | ||
PRE OUT | 11ch : フロントL/R、 センター、サラウンドL/R、 サラウンドバックL/R、 フロントプレゼンスL/R (Zone2と排他) リアプレゼンスL/R (Zone3と排他) サブウーファー OUT 2 (STEREO、FRONT&REAR、MONO×2) |
7ch : フロントL/R、 センター、サラウンドL/R、 サラウンドバックL/R サブウーファー OUT 2 (STEREO、FRONT&REAR、MONO×2) |
7ch : フロントL/R、 センター、サラウンドL/R、 サラウンドバックL/R サブウーファー OUT 2 (MONO×2) |
||
ZONE OUT | ZONE 2(F. PRESENCEと排他) ZONE 3(R. PRESENCEと排他) |
ZONE 2 ZONE 3 |
ZONE 2 | ||
その他の音声出力 | AV OUT 2(アナログRCA 2ch 1/光1) | AV OUT 2(アナログRCA 2ch 1/光1) | AV OUT 2(アナログRCA 2ch 1/光1) | ||
ヘッドホン出力 | 1 | 1 | 1 | ||
モニター出力端子 | MONITOR OUT/ZONE OUT | 3系統 | コンポジットビデオ 1 | ||
Sビデオ 1 | |||||
コンポーネントビデオ 1 | |||||
映像出力端子 | AV OUT | 2系統 | コンポジットビデオ 1 | ||
Sビデオ 1 | |||||
HDMI入力 | 8(MHL対応前面入力1) | 8(MHL対応前面入力1) | 8(MHL対応前面入力1) | ||
HDMI出力 | 2(同時出力可、Zone2/4出力可) | 2(同時出力可、Zone2/4出力可) | 2(同時出力可、Zone2出力可) | ||
HDMIアップスケーリング | 4k対応 | ||||
シネマDSPプログラム数 | 23 | 23 | 17 | ||
消費電力 | 280W | 280W | 275W | ||
待機時消費電力 | HDMIコントロールオフ/スタンバイスルーオフ時 0.3W以下 | ||||
HDMIコントロールオフ、 スタンバイスルーオン時 4.2W以下 |
HDMIコントロールオフ、 スタンバイスルーオン時 4.2W以下 |
HDMIコントロールオフ、 スタンバイスルーオン時 4.5W以下 |
|||
HDMIコントロールオン、 スタンバイスルーオン時 5.0W以下 |
HDMIコントロールオン、 スタンバイスルーオン時 5.0W以下 |
HDMIコントロールオン、 スタンバイスルーオン時 4.5W以下 |
|||
ネットワークスタンバイ オン時 2.2W以下 | |||||
寸法(幅×高さ×奥行) | 435W×192H×467Dmm | 435W×192H×467Dmm | 435W×182H×432Dmm | ||
質量 | 19.9kg | 17.1kg | 15.1kg | ||
付属品 | リモコン、単4 乾電池(4本)、AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO 用マイク、マイクベース、電源コード、取扱説明書、セットアップガイド | リモコン、単4 乾電池(4本)、AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO 用マイク、電源コード、取扱説明書、セットアップガイド | リモコン、単4 乾電池(4本)、AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO 用マイク、電源コード、取扱説明書、セットアップガイド |
この件に関するお問い合わせ先
■報道関係の方のお問い合わせ先
- ヤマハ株式会社
- 広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 窪井、千葉
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063
■一般の方のお問い合わせ先
- 株式会社ヤマハミュージックジャパン
- カスタマーサポート部
お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL 0570-011-808(ナビダイヤル:全国どこからでも市内通話料金)
TEL 053-460-3409(携帯電話、PHS、IP電話でご利用の場合)
※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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