ニュースリリース

2013年06月27日 [その他]

ネットを利用し、本格的な合唱レッスンを自宅でいつでも受講可能

ヤマハ ミュージック レッスン オンライン
『第九を歌おう』

− ベートーヴェン「交響曲第9番」の合唱レッスンを受けられる新講座が本日からスタート −
http://musiclesson.jp/sym9/

「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」 『第九を歌おう』 受講画面イメージ

「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」
『第九を歌おう』(http://musiclesson.jp/sym9/)受講画面イメージ

 ヤマハ株式会社は、インターネットを通じて本格的な音楽・楽器のレッスンが受けられる「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」の新講座として、ベートーヴェン作曲「交響曲第9番」合唱部分の歌唱テクニックや歌詞の読み方などを学べる講座『第九を歌おう』を6月27日から開講します。

価格とリリース日

  コース名 講座名 受講料(税込) 受講可能期間 開講日
ヤマハ
ミュージック
レッスン
オンライン
eセミナー 第九を歌おう 3,150円 3ヶ月 6月27日
5,250円 6ヶ月
  • ※受講期間は3ヶ月間と6ヶ月間から選べます。講座の内容は同一です。
  • ※受講期間内は、回数や時間に関係なく自分のペースで受講できます。

サービスの概要

 当社が全国で展開している「ヤマハ大人の音楽レッスン」は、1986年にスタートし、現在、全国約1,400会場で、約11万人がレッスンを受講しています。当社では、楽器の演奏を楽しみ、レッスンの受講意欲はありながらも、時間や場所による制約や対面レッスンへの抵抗感といった理由で受講に至らない潜在層も多数いるものと見込んでいます。
 「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」は、こうした潜在層のニーズに対応するため、インターネットを通じて気軽に受けられる“オンライン音楽レッスン”として開講。より楽器に親しみやすい環境を提供し、新たな楽器演奏者層を開拓するために開発されたものです。2006年3月に開講し、これまでに延べ約2万5千人の生徒が受講しています。“忙しくて決まった日や時間にレッスンに行けない”“レッスン会場が近くにない”“人前で楽器を練習するのは抵抗がある”といった悩みを持っていた人に、「気軽に本格的なレッスンが受けられる」と好評を得ています。

 一方、ベートーヴェンが1824年に完成させた「交響曲第9番」は、第四楽章の合唱部分が特に有名で、日本においては“第九”“歓喜の歌”“喜びの歌”などの名称で親しまれています。 毎年、“第九”の合唱イベントが各地で数多く開催されており、年末の風物詩として盛り上がりを見せています。年末のイベントに向けて、春から夏にかけて合唱団の一般公募を開始するイベントも多くあり、プロの合唱団だけでなく、一般合唱愛好家や合唱未経験者で“第九”の合唱に取り組む人も数多くいると推定されます。

 このたび開講する新講座『第九を歌おう』は、より多くの人が気軽に“第九”を楽しめるようになることを目指して、「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」の講座のひとつとして新たに開発された講座です。“第九”の歌唱テクニックに加え、ドイツ語歌詞の読み方や発音もわかりやすく学べるように工夫されています。レッスン内容は、新国立劇場合唱団指揮者の三澤洋史氏が監修しています。
 当社では、“第九”を便利に学べるコンテンツを提供し、気軽に合唱イベントに参加できる環境をサポートすることで、合唱活動や音楽活動に能動的に取り組む人口が増えることを期待しています。

 詳細は以下の通りです。

主な特長

1.本格的なレッスンを自分のペースで繰り返し受講可能

新国立劇場合唱団の指揮者である三澤洋史氏が監修した、本格的なレッスンです。レッスン画面上では、楽譜と歌詞の表示に加え、三澤氏による指揮の映像をポップアップで表示させることもでき、視覚的にわかりやすく効果的な練習が可能。これらの映像は曲が流れるテンポにシンクロして動きます。曲のテンポは自由に変えられるため、じっくりと自分のペースで繰り返し学習することができます。

三澤洋史氏による指揮の映像イメージ

三澤洋史氏による指揮の映像イメージ

2.歌唱に特有のドイツ語発音を丁寧に指導

歌詞としてのドイツ語は、日常会話のドイツ語とは発音方法が異なるため、習得が難しいポイントとなっています。本レッスンでは、曲のテンポとシンクロして動く楽譜と歌詞の画面、プロのボーカリストの歌唱見本の映像によって、歌唱に特有のドイツ語発音を目と耳で確認しながら学習できます。ドイツ語歌詞にはカタカナとひらがなを取り混ぜて表記された読み方が併記されており、初心者の方も安心して取り組めます。

ドイツ語練習画面

ドイツ語練習画面

3.プロの合唱団による合唱をバックに練習、パートキャンセルも可能

レッスン曲として使用している合唱は、新国立劇場合唱団によるものです。プロの本格的な合唱をバックに練習できます。さらにパートキャンセル機能によって、自分のパートだけソロで再生させてパート練習することも、自分のパートだけ消して他のパートと合わせて歌唱練習することもでき、効果的な合唱練習が可能です。

4.“第九”に関する豆知識を定期的に配信

合唱レッスンのユーザーを対象に、ベートーヴェンや“第九”にまつわる豆知識を定期的に配信します。“第九”の音楽的知識だけでなく、ベートーヴェンが作曲した他の楽曲や時代背景についての情報なども総合的に学ぶことで、“第九”への理解を深めることができます。

受講に必要なパソコン環境

・Windows

OS Windows7 Windows XP Service Pack2 以降
ブラウザ Internet Explorer 9.0、
Google Chrome22以降
Google Chrome22以降
共通の必要環境 ブロードバンド回線(ADSL等)、メモリ512MB以上(1GB以上推奨)

・Macintosh

動作保証対象外となります。

指揮者/三澤洋史氏プロフィール

指揮者/三澤洋史氏

群馬県出身。国立音楽大学声楽科卒業後、指揮に転向。1984年ベルリン芸術大学指揮科を首席で卒業後、オペラ、オラトリオ指揮者及び合唱指揮者として活動し、これまでベルリン交響楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー、ブダペスト・MAF管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団などを指揮。また、ミュージカル「おにころ(1991年初演)」「愛はてしなく(1995年初演 )」「ナディーヌ(2004年初演)」など作曲活動も精力的に行っており、編曲家としては世界規模の活動になっている。日本顕彰会より社会貢献者賞受賞、上毛新聞社より上毛音楽賞を受賞。東京藝術大学、愛知県立芸術大学、京都教育大学非常勤講師、名古屋芸術大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授及び滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール専任指揮者などを経て、現在新国立劇場合唱団指揮者。東京バロック・スコラーズ音楽監督。

合唱/新国立劇場合唱団プロフィール

新国立劇場は、オペラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997年10月に開場した。新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。メンバーは100名を超え、新国立劇場が上演する多彩なオペラ公演により年々レパートリーを増やしている。個々のメンバーは高水準の歌唱力と優れた演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、公演ごとに共演する出演者、指揮者、演出家・スタッフはもとより、国内外のメディアからも高い評価を得ている。2007年6月の読売日本交響楽団との共演を契機に、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢など国内の主要オーケストラとの共演の機会を増やしつつある。2007年末から、読響の「第九」公演に出演を続けている。2010年にはマリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、2012年にはワレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー歌劇場管弦楽団との共演をも果たした。また東京文化会館、東京オペラシティ、東京芸術劇場、横浜みなとみらいといった国内のホールからの出演依頼にも応え、幅広く活動の場を広げている。

©読売日本交響楽団(撮影:青柳聡)

©読売日本交響楽団(撮影:青柳聡)

ピアニスト/三澤志保氏プロフィール

ピアニスト/三澤志保氏

国立音楽大学附属高等学校を中途退学、パリに渡る。パリ国立地方音楽院ピアノ科及び、伴奏科を共に首席で卒業。これまでピアノを荒博子、青柳晋、ドミニク・ジョフロワ、オリヴィエ・ギャルドン各師に師事。伴奏をアリアンヌ・ジャコブに師事。05年イル・ド・フランス国際コンクール第1位入賞。パリにて伴奏者として様々なコンサートに出演。06年より11年まで毎夏、新国立劇場「子供のためのオペラ劇場」に練習ピアニスト及び公演ピアニストとして参加。また、新国立劇場『カルメン』、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』をはじめとして、今日に至るまで数々の公演練習ピアニストを務めている。現在、二期会研修所ピアニスト。

*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:橋本
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe社の Adobe Reader®が必要になります。
最新の Adobe Readerは Adobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。

Adobe® Reader™

ページトップへ戻る