ニュースリリース

2013年07月30日 [ ネットワーク・情報機器]

ネットワーク・エンジニアのより親密な交流・共感・共有の実現を目指す

ヤマハによるネットワーク・エンジニア向け業界特化型SNS

ヤマハネットワークエンジニア会 『YNE』 (呼称:いーね)
一般会員(無料)の募集を本日からスタート

独自開発の『遠隔検証システム(β)』を期間限定提供

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ヤマハ株式会社は、ヤマハネットワーク機器の設定・利用・運用などを行うネットワーク・エンジニア向け業界特化型ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のヤマハネットワークエンジニア会『YNE』(呼称:いーね)のポータルサイト(http://yne.force.com/)にて、7月30日(火)より一般会員(無料)の募集を開始いたします。

背景と目的

当社は、1995年3月にISDN リモートルーター「RT100i」の発売を機に、rt100i-usersメーリングリストを開始しました。以来、ネットワーク・エンジニア同士あるいはヤマハ開発者とのコミュニケーションがとれる場として活発に利用され、その場での議論は製品開発にもフィードバックされてきました。
rt100i-usersメーリングリストの設立から18年を経て、ヤマハネットワーク機器ユーザーを取り巻く環境は、大きく変化しました。ヤマハのルーター製品は、累計235万台出荷(2013年3月末)、国内企業向けルーター市場シェア1位※1になり、ユーザーも初心者からスペシャリストまで増え続けています。ネットワークインフラは、ブロードバンド回線やモバイルインターネットの普及、IPv4からIPv6への移行など、日々進化しています。スマートデバイスの普及により、いつでも、どこでも、インターネットにアクセスできる環境が整っています。また、コミュニティを形成するためのツールも、多様なソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)へと進化しています。
このような環境下、ネットワーク・エンジニアは最新の情報やノウハウをスピーディに把握することが求められています。ヤマハでは、現状のメーリングリスト、Blog、Twitterに加え、ネットワーク・エンジニアが「より親密な交流・共感・共有」を可能にする専用SNS『YNE』を立ち上げることで、こうしたニーズに応えてまいります。今後は、いつでも手軽に交流できる『YNE』を核に、インターネットを活用したオンライン・サービスやリアルに集えるオフライン・サービスなどを会員向けに企画していく予定です。

サービスの概要

『YNE』は、ヤマハネットワーク機器を取り扱うネットワーク・エンジニアが会員として集い、会員同士あるいはヤマハ開発者と交流し、様々な情報交換を行うことができるソーシャル・ネットワーキング・サービスです。
当社調査によると、ネットワーク・エンジニアは、日頃からネットワーク機器の機能確認、設定確認やスキルアップのための検証機材調達に苦慮していることがわかりました。このたび、検証機材調達の地理的・時間的・費用的な問題を解決する『遠隔検証システム(β)』を新たに開発しました。会員は、無料でオフィスや自宅から利用可能です。
今回は、一般会員(会費:無料)を募集いたします。将来に向けて、正会員(会費:有料)向けのサービス開発も行っていく予定です。

ネットワークを扱うエンジニア

特長

1. コミュニティ

会員同士および会員とヤマハが交流する場です。
記事に対して共感を表現する機能を設けます。

2. 遠隔検証システム(β)

期間限定で、実機を使った設定や動作の確認ができる環境を提供いたします。

3. ヤマハネットワーク機器の新機能などのβテスト参加

先行体験によるノウハウの蓄積、活用方法の議論、現場の要求に見合う機能提案など参加の仕方は、参加者の自由です。

遠隔検証システム(β)の詳細

ネットワーク機器の提案や構築には、事前検証が不可欠です。また、新しいネットワーク機器の特長や使い方を理解するには、実機を操作してスキルアップすることが望ましいです。ネットワーク・エンジニアのスキルを最良の状態に維持するために十分な検証機材をご用意いただくことが望ましいのですが、十分な機材をそろえることが難しいのが実状です。
『遠隔検証システム(β)』は、より手軽な実機検証を可能にする期間限定の会員専用サービスです。このサービスをご利用いただくことで、検証のための地理的・時間的・費用的な問題を解決し、製品の使い方などを習得することができます。
『遠隔検証システム(β)』は次の手順で利用します。(1)ポータルサイトで検証リソースを予約する。(2)予約時刻にポータルサイトにログイン後、遠隔検証システム(β)にアクセスする。(3)遠隔地から実機検証を行う。

  • * 「β」は、ベータ版、試用版であることを表しています。

遠隔検証システム(β)の詳細

遠隔検証システム(β)のご利用条件

項目 内容
利用可能ブラウザ WindowsXP、Windows7、Windows8、MacOS、Linuxの各O/S上で、IE10、Firefox 22.0、GoogleChrome 27.0にて動作を確認しています(全てHTML5が利用可能な状態)。
検証リソースの予約単位 1コマで、1機種を3時間利用できます。
ただし、環境構築時間として約10分を使用しますので、実質利用可能時間は、最大2時間50分です。
1日の利用可能数 1日に1回分の次のような利用(予約)が可能です。
・ 機材を1機種~2機種選べます。
・ 利用時間帯を1コマ選べます。
禁止事項 一部の操作は、禁止させていただいております。会員で共有するサービスですので、安定運用にご協力ください。

お問い合わせ先

ヤマハネットワークエンジニア会事務局
TEL: 03-5651-1702
FAX: 053-460-3489

ヤマハネットワークエンジニア会 『YNE』 ポータルサイト

http://yne.force.com/

  • ※1 出典:IDC Japan, May 2013, 国内ネットワーク機器市場 2012年の分析と2013年~2017年の予測:ルーター、イーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器(J13010103)

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 窪井、千葉
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
サウンドネットワーク事業部
ヤマハネットワークエンジニア会事務局
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町 10-1
TEL 03-5651-1702
FAX 053-460-3489
ポータルサイトURL
http://yne.force.com/

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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