ニュースリリース

2013年10月10日 [プロオーディオ]

東西SRカンパニーがフラグシップモデルスピーカーを採用

東京音響通信研究所とタケナカに
NEXO 『STMシリーズ』を納入

− 独創的なモジュラーコンセプトで数百人規模から数万人規模までのシステムに対応 −

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 株式会社ヤマハミュージックジャパン(注1)は、NEXO SA(注2、以下、ネキソ社)が開発したフラグシップモデルスピーカー『STMシリーズ』を、株式会社東京音響通信研究所(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:志村輝男)と株式会社タケナカ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:武仲秀晃)へ納入しました。

 近年のコンサートやイベントは、数万人が集まる大規模のものから各地で行われる小規模のものまで、多彩に数多く行われています。これらの音響システムを支えるPAやSRカンパニーは、さまざまなジャンルや規模に合わせた個別のシステムが必要とされ、保管場所の増大と稼働率の低下、システム設計の煩雑化、搬入出と設置時間の増大など多くの課題を抱えていました。

 NEXO『STMシリーズ』は、ラインアレイタイプでありながらモジュラーコンセプト、「Scale Through Modularity」を採用した、ネキソ社のフラグシップモデルとなるスピーカーシステムです。4種類のモジュールをラインアップし、これらを自由に組合せることで数百人規模から数万人規模までのシステムの構築が可能となります。現場の規模を問わない卓越したスケーラビリティを実現し、サウンドクオリティはもちろん、システムの保管から輸送、設置、運用まで、サウンドビジネスに関わるあらゆる業務プロセスにおいて高品位かつ高効率なソリューションを提供します。『STMシリーズ』は、既にフランス、イギリス、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、香港、韓国、マレーシアなどの各国最大手のSRカンパニーに導入され、著名なフェスティバルやワールドツアーで使用されています。

 ヤマハ株式会社と株式会社ヤマハミュージックジャパンは、今後も業務プロセスに変革をもたらす高音質かつ効率的で信頼性の高い音響システムを提案し、さまざまなサウンドビジネスやイベントビジネスを支援していきます。

導入先と使用例

株式会社タケナカ

大正15年に大阪・日本橋にて創業し映写機販売を始め、現在では「ビームペインティング」を初めとしたさまざまなビジュアルソリューションを提供している老舗のカンパニーです。2008年に音響部門である「サウンドシステム部」を創設し、2010年にネキソ社のミドルクラス・アレイシステムである「GEO S12」を導入し本格稼働を開始。そして2013年7月に国内初となるフラグシップモデル『STMシリーズ』の導入に至りました。フラグシップでありながら、モジュラーコンセプトを採用することにより大小様々なイベントで使用することが可能であるというポイントが、導入の大きな決め手となりました。
8月に高知で行われた「第60回よさこい祭り」での稼働を皮切りに、さまざまなイベントやコンサートでの活用が計画されています。

株式会社東京音響通信研究所

1965年に発足し、日本におけるPA黎明期より現在に至るまで音響技術の発展に貢献してきた、業界最大手のSRカンパニーの一つです。音響オペレーションに加え、各種施設の音響設計や管理、設備施工まで、音響にかかわるさまざまな分野において業界を牽引する存在であり続けています。2012年9月にネキソ社のラインモニター「45°N12」を導入。その後メインスピーカー更新に向けた検討をするなかで、STMのモジュラーコンセプトとサウンドクオリティ、そして何よりNEXOスタッフのスピーカー開発に対する真摯な姿勢を評価し、2013年9月、新たなメインスピーカーシステムとして『STMシリーズ』を導入しました。9月28日に国立代々木競技場第一体育館で行われた「Girls Award 2013 AUTUMN/WINTER」で初めて使用し、大規模イベントにおける輸送や設置の容易さと高音質が確認されました。今後行われるさまざまなライブに対応する高いポテンシャルと発展性が期待されています。

  • 注1)株式会社ヤマハミュージックジャパン:
    国内における楽器・音響機器の卸販売などを行うヤマハ株式会社の100%子会社。
    本社:東京都港区
  • 注2) NEXO SA:
    業務用スピーカーシステムの製造・販売を行うヤマハ株式会社の100%子会社。1979年設立。
    本社:フランス。
    ヤマハ株式会社は、大出力パワーアンプを搭載しシステム全体を安全に駆動しながらスピーカーの能力を最大限引き出すパワードTDコントローラー「NXAMP」などを共同開発している。

*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:木崎
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

株式会社ヤマハミュージックジャパン
PA営業部
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41-12
TEL:03-5652-3850
FAX:03-5652-3964

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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