ニュースリリース

2013年12月19日 [音楽制作]

自動解析した曲のコード進行から楽曲制作が可能に、QY Packも発売

iPad/iPhone向けアプリケーション
『Mobile Music Sequencer V3.0』

− 豊富なフレーズに加え、新技術「Audio Chord Assist」を搭載、さらに楽曲制作が手軽に −

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iPad/iPhone向けアプリケーション 『Mobile Music Sequencer V3.0』

iPad/iPhone向けアプリケーション
『Mobile Music Sequencer V3.0』

 ヤマハ株式会社は、iPad / iPod touch / iPhone向けアプリケーションとして『Mobile Music Sequencer(モバイル・ミュージック・シーケンサー)V3.0』を発売します。本日よりApp Storeで購入しダウンロードすることができます。

価格と発売日

品名 アプリケーション名 対応機種 税込価格 発売日
iPad/iPhone向け
アプリケーション
Mobile Music Sequencer iPad / iPod touch / iPhone *1 1,600円 *2 12月19日(木)
  • *1:iPhone 4/4S/5/5s/5c、iPod touch (第5世代)、iPad (第3/第4世代)、iPad2、iPad Air、iPad mini、iPad mini Retina ディスプレイモデル。いずれもiOS 7.0 以降対応。
  • *2:2014年1月6日までは、期間限定価格800円(税込)。既に対応機種で購入済みの場合は、V3.0に無料でバージョンアップできます。
    別売の追加音色・フレーズのデータパックも用意します。(QY Pack:800円、その他1セット:400円)

製品の概要

 『Mobile Music Sequencer』は、豊富なフレーズパターンを組み合わせ、フレーズからセクション、セクションからソングへと、制作の流れに沿って感覚的に楽曲制作できるシーケンサーです。本格的なソフトウェアシンセサイザーを内蔵しているので、場所を選ばず曲のイメージをスケッチし完成させることができ、オーディオファイルにミックスダウン、SoundCloudにアップロードすることが可能です。
 V3.0では、さらに楽曲制作を手軽にする機能を追加しました。iPad/iPhoneのライブラリ内にある曲のコード進行を自動的に解析する新技術「Audio Chord Assist」を搭載し、好みの曲のコード進行を参考にして楽曲制作を始めることが可能となりました。また、新たに発売となる「QY Pack」を追加し、モバイルシーケンサーとして定評ある「QYシリーズ」に搭載していた1000以上のフレーズパターンやコード進行パターンを読み込んで利用することができます。
 プリセットフレーズの組み合わせ、ピアノロール入力によるユーザーフレーズ作成、画面上の鍵盤を用いたリアルタイム録音、強力な「LOOP REMIX」機能など、従来からの機能も使用でき、「MOTIF XF」などのヤマハ シンセサイザーで再生・編集したり、スタインバーグ社「Cubase」などの音楽制作ソフトウェアを用いて緻密に楽曲を仕上げることもできます。

 詳細は以下の通りです。

主な特長

1. 感覚的に楽曲制作できるポータブル音楽制作ツール

『Mobile Music Sequencer』は、フレーズパターンを組み合わせてセクションを作り、コードを指定して並べることにより、曲のアウトラインを簡単に組み立てることができます。手軽に録音したデータの並べ替えやバリエーションの作成を行うことができるので、感覚的かつスピーディーに楽曲を制作することができます。場所を選ばず曲のイメージをスケッチできるポータブル音楽制作ツールとしても、本格的なシーケンサーとしても使うことができます。

2.曲のコード進行をスピーディーに自動解析する独自の新技術「Audio Chord Assist」を搭載

楽曲を制作するうえで、曲の流れやイメージを決めるコード(和音)進行を決めるのは、初心者にはハードルが高いものです。『Mobile Music Sequencer V3.0』では、曲のコード進行を自動的に解析する新技術「Audio Chord Assist」を搭載しました。iPad/iPhoneのミュージックライブラリに入れてある曲(オーディオファイル)の中から好みのものを選んで自動的に解析し、任意の範囲のコード進行を取り込むことができます。コード進行の知識がなくても、好みのコード進行を参考にして楽曲制作がはじめられ、キーやセクションのフレーズを変えたり、メロディーを載せていくことでオリジナルの楽曲を簡単に制作できます。
独自技術によりスピーディーな解析を実現しており、一度解析した曲のコード進行はアプリケーション内に保存されるので、次からは解析時間を待たずに読み込むことが可能です。オリジナルの曲を再生させながらコード進行を確認することもできるため、楽曲制作だけでなく、コード進行の学習にも役立てられます。

  • ※コード解析は、オリジナルと異なる結果となり、編集が必要となる場合があります。
  • ※コード解析時間は、使用するiPad/iPhoneの性能に依存します。

3. 1000以上のフレーズ/コード進行パターンを集めた「QY Pack」も発売(別売)

時間と場所を選ぶことなく音楽制作を行うことを可能にし、1990年に発売以来、初心者だけでなく多くのアーティストからも好評を得てきたモバイルシーケンサー「QYシリーズ」から、1000以上のフレーズ/コード進行パターンを集めた「QY Pack」を用意しました。フレーズ/コード進行をまとめてセクションに読み込むことができるため、ジャンルやスタイルを「QYシリーズ」と同様の感覚で選んで楽曲制作を行うことができます。フレーズパターンのみ、コード進行のみの読み込みもできるため、イメージに合うものを組み合わせ、オリジナルの楽曲制作を素早く行うことが可能です。

4. シンセサイザーや音楽制作ソフトウェアとも連携でき、SoundCloudへもアップロード可能

制作した楽曲は、iPad/iPhoneで再生して楽しむだけでなく、他の機器で再生・編集することも可能です。汎用のスタンダードMIDIファイルとして出力できるため、スタインバーグ社「Cubase」などの音楽制作ソフトウェアを用いて緻密に仕上げることができます。また、ヤマハ シンセサイザー向けに代理音色を指定した形式での出力が可能なため、「MOTIF XF」などで読み込んだ場合、音色指定を行わなくても、『Mobile Music Sequencer』で制作したイメージのまま再生・編集を行うことができます。
さらに、オーディオファイルにミックスダウンすることができるため、他のアプリケーションで再生したり、SoundCloud に直接アップロードすることもできます。

  • ※SoundCloudへの接続やアップロード機能を利用するには、SoundCloud社が提供するサービスへの登録アカウントが必要です。詳しくは次のURLをご覧ください。(英語のみ)
    http://soundcloud.com/

*Apple、iPad、iPod touchおよびApp Storeは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:木崎
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
サポート・お問い合わせ
スマートデバイスアプリケーション
http://jp.yamaha.com/support/apps
(お問い合わせはメールでの対応のみとさせていただいております。)

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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