ニュースリリース

2014年07月15日 [ 管弦打楽器]

より身近に感じられる楽器を目指し、使いやすさと演奏性を追求

学校普及モデルが30年ぶりのモデルチェンジ

ヤマハ ピアニカ® 『P-32E』『P-32EP』

− 2014年10月1日(水)発売 −

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ヤマハ ピアニカ『P-32EP』

ヤマハ ピアニカ『P-32E』(上),『P-32EP』(下)
価格=6,600円(税抜)

 ヤマハ株式会社は、鍵盤ハーモニカの新製品として、ヤマハ ピアニカ『P-32E』『P-32EP』を2014年10月1日(水)から発売します。

価格と発売日

品名 品番 本体カラー 価格 発売日
ヤマハ
鍵盤ハーモニカ
ピアニカ
P-32E ブルー 7,128円(税込)
6,600円(税抜)
10月1日(水)
P-32EP ピンク
  • ◎初年度販売予定数:合計 450,000台(2品番計)

製品の概要

 鍵盤ハーモニカは、吹き口から息を吹き込み、鍵盤を押して、リードを震わせることで音を鳴らす、リード楽器です。鍵盤楽器と吹奏楽器の特性を両方併せ持ち、音が出しやすく、音階を学習するのに適しています。学習指導要領では小学校一年生から“身近な楽器”を使って学習することが記述されており(後術参考資料参照)、鍵盤ハーモニカは、この“身近な楽器”として授業で使用され広く普及しています。演奏は、卓奏と立奏の両方で行うことができます。
 当社では1961年から鍵盤ハーモニカ「ピアニカ」を製造・販売しており、多くの学校に音楽授業の教材楽器として採用されてきました。
 正確な音程と音質、堅牢性が高く評価され30年間愛用されてきた『P-32D』『P-32DP』の後継機種としてこのたび発売する新モデル『P-32E』『P-32EP』は、指導者や児童、保護者の声を取り入れ、演奏しやすさ、衛生面、持ちやすさを考慮し、子どもたちに親しみやすく改良したモデルです。
 当社では、今回のモデルをはじめとする“身近な楽器”を教育現場に向けて提供することで、音楽や楽器に親しむ文化のさらなる普及に寄与したいと考えています。

 詳細は以下の通りです。

主な特長

1. 演奏しやすい設計

本体の丸みをおびた形状により、立奏で本体を持つ際に子どもの手にフィットするよう、持ちやすく改良しています。また、音質は損なわずに本体を50g軽量化したことにより、演奏しやすくなりました。

2. 演奏用パイプを改良

演奏用パイプ(立奏時)演奏用パイプ(立奏時)演奏用パイプ(演奏待機時)演奏用パイプ(演奏待機時)

卓奏・立奏どちらにも使用できる演奏用パイプを新たに開発。新たに採用されたクリップに長いパイプを挟むことにより、長さを調節し、鍵盤を見ながら演奏ができるようになり、パイプが邪魔にならず演奏しやすくなりました。
また、卓奏における演奏待機時には、クリップにパイプを挟んで固定することで、パイプの置き位置に気を取られることがなくなり、且つ、吹込口が机上に付着しないため、衛生面でも優れています。(特許出願中)

3. 使いやすさにこだわったケース

P-32E/P-32EPケースP-32E/P-32EPケースP-32Eケース断面(中空二重ブロー成型)P-32Eケース断面
(中空二重ブロー成型)

子どもたちがピアニカをより身近に感じられるよう、使いやすさを第一に考えたデザインとしています。ケースの持ち手は子どもの手にフィットしやすい形状に改良し、持ち歩きやすいよう配慮しています。さらに、学校のロッカーなどで自分のピアニカを簡単に見つけられるように、ケースの背面と横面に名前シールを貼れるよう、新たにスペースを設けました。
また、従来より採用していた中空二重ブロー成型を引継ぎ、耐久性に優れた丈夫な構造で楽器をしっかり守ります。

主な仕様

  P-32E/P-32EP
鍵盤数 32
音域 f~c'''
寸法(長さ×幅×高さ) 本体 425×96×49 mm
ハードケース 456×173×58 mm
本体重量 600g
付属品 中空二重ブローケース、吹き口、演奏用パイプ

ご参考

学習指導要領について

 学習指導要領とは、文部科学省が告示する教育課程の基準です。学習指導要領では、小学校1年生、2年生の器楽活動の指導事項として、下記のように記述されています(文部科学省 小学校学習指導要領解説(音楽)より引用)。
身近な楽器に親しみ,音色に気を付けて簡単なリズムや旋律を演奏すること。
この事項は,楽曲に合った表現の能力を育成するために,身近な楽器に親しみ,音色に気を付けて簡単なリズムや旋律を演奏する内容を示したものである。
低学年で取り上げる身近な楽器は,「第3指導計画の作成と内容の取扱い」2(4)に,「イ第1学年及び第2学年で取り上げる身近な楽器は,様々な打楽器,オルガン,ハーモニカなどの中から学校や児童の実態を考慮して選択すること。」と示している。(以下略)』

*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:橋本
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

株式会社ヤマハミュージックジャパン
楽器営業本部 商品企画部 教育・アクセサリー企画課
〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
TEL:03-5488-1686

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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