2014年08月20日 [ホームシアター・オーディオ]
ハイクラスAVレシーバー<アベンタージュ>に、4K/60p対応HDMI装備、Wi-Fi内蔵、
Dolby Atmos®対応(ファームウェア対応)の新世代9.2chモデル2機種が登場
ヤマハ AVレシーバー
『RX-A3040』 『RX-A2040』
フロントパネルオープン時
アンテナは設置環境に応じて、角度を変えることができます。
フロントパネルオープン時
アンテナは設置環境に応じて、角度を変えることができます。
ヤマハ株式会社は、ハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」の新世代9.2chモデルとして、4K/60p対応HDMI端子装備、Wi-Fi内蔵、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応デコーダー搭載(ファームウェア更新により対応予定)の『RX-A3040』を9月下旬より、『RX-A2040』を9月中旬より、それぞれ全国で発売いたします。
価格と発売時期
品名 | モデル名 | 色 | 本体価格 | 当初月産予定台数 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|---|
AVレシーバー | RX-A3040 | (H)チタン、(B)ブラック | 250,000円(税抜) | 2,500台 | 9月下旬 |
AVレシーバー | RX-A2040 | (H)チタン | 180,000円(税抜) | 3,000台 | 9月中旬 |
製品の概要
今回発売する『RX-A3040』『RX-A2040』は、2011年の発売以来ご好評をいただくハイクラスAVレシーバー「AVENTAGE」(アベンタージュ)の第四世代9.2chモデルです。先に発表した「RX-A1040」「RX-A840」に引き続き、4K/60p映像信号対応HDMI端子、内蔵型Wi-Fi、ネットワークオーディオ(WAV/FLAC 192kHz/24bitおよびApple Lossless 96kHz/24bitのハイレゾ音源対応、ギャップレス再生対応)、「Virtual CINEMA FRONT」「YPAO Volume」などを採用したほか、ドルビーラボラトリーズ社が開発した最新のシネマサウンド技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」対応デコーダーも搭載(ファームウェア更新により対応予定)。さらに、外部アンプ併用で最大11.2chまでの拡張に対応する3次元立体音場の最高峰=シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)搭載の『RX-A3040』には、その立体音場の再現性をいっそう高める「YPAO 3D測定」も新たに装備するなど、音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求する「AVENTAGE」一体型モデルの頂点にふさわしい厳密な調整機能を盛り込みました。もちろん、ピンチ&スワイプ操作によりシネマDSPの音場効果を直感的にカスタマイズできる「DSP調整」などを装備した専用アプリ「AV CONTROLLER」の最新バージョンにも対応しています。
AVENTAGEシリーズは、音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求し、永い愛着に応えるヤマハのハイクラスAVレシーバーです。いつまでも飽きの来ないナチュラルな音質と優れた操作性、独創のシネマDSP技術に裏付けられた圧倒的な臨場感、そして時代を常にリードする先進性と快適性。そのすべてを、ヤマハのクラフトマンシップによって最高度に達成しています。なお、AVENTAGEシリーズは全製品5年保証です。
RX-A3040/A2040 主な特長
- 1. 高音質
- ディスクリート9chパワーアンプなどAVENTAGE基準の高音質設計
- ESS社製D/Aコンバーター「ESS9016+ESS9006」(RX-A3040)、「ES9006×2」(RX-A2040)を搭載
- 左右対称コンストラクションの制振・高剛性シャーシと4回路分離パワーサプライ
- 高音質音源に新たな魅力を与えるハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
- 2. 臨場感
- 多次元的音響効果を実現する最新のシネマサウンド技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」対応デコーダーを搭載(ファームウェア更新により対応予定)
- あらゆる使用環境で臨場感と迫力を。YPAO-R.S.C.+YPAO Volume
- 最大11.2chまで拡張可能な3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD3(RX-A3040)
- 音場に高さ方向のデータを加え、立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP〈3Dモード〉
- 後ろにスピーカーを設置できなくても臨場感豊かなサラウンド再生を実現する「Virtual CINEMA FRONT」、重低音の躍動感を手軽に味わえる「新Extra Bass」
- 3. HDMI&映像回路
- 4K/60p映像信号やMHLに対応した8入力/2出力の最新HDMI端子
- 高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求
- 4. Wi-Fi&ネットワーク
- 家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型
- 無線LAN環境なしでもワイヤレス音楽再生やアプリ操作が可能な「Wireless Direct」
- Apple Lossless、ギャップレス再生に対応した高音質ネットワークオーディオ
- 5. 操作性
- シネマDSPの音場効果を直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」
- お気に入りの設定をワンタッチで呼び出せるSCENE機能
- 6. 発展性
- 日本語対応オンスクリーンディスプレイ
- Bluetooth®ワイヤレスオーディオレシーバー(別売)対応
- 別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMIゾーンスイッチング
RX-A3040/A2040 主な特長
1. 高音質
ディスクリート9chパワーアンプなどAVENTAGE基準の高音質設計
左右対称レイアウトのフルディスクリート構成9chハイパワーアンプ、オーディオ入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトなど、AVENTAGE基準の高音質設計を実践。ヤマハAVレシーバーの特長である「音の静寂性」をさらなる次元へと引き上げ、シリーズ上位モデルにふさわしい圧倒的な音のスケールと力感、そして情報量を獲得しました。いっぽう、定評あるウルトラロージッターPLL回路のジッター低減効果も改善し、特にネットワークオーディオのハイレゾ音源やHDMI音声の音楽的な抑揚感や表現力をさらに向上させています。
ESS社製D/Aコンバーター「ESS9016+ESS9006」(RX-A3040)、「ES9006×2」(RX-A2040)を搭載
RX-A3040にはESS社製D/Aコンバーター「ES9016」と「ES9006」を各1基、RX-A2040には同じく「ES9006」を2基投入。D/Aコンバーター部の電源系やグラウンド周辺を見直すことでESS社製D/Aコンバーターが持つ微小信号の再現性と高S/Nの魅力をさらに引き出し、高域の透明感と豊かな響き、密度感と暖かみのある中域、引き締まったリアルな低音を再現します。
左右対称コンストラクションの制振・高剛性シャーシと4回路分離パワーサプライ
ヤマハが培ってきた機構設計のノウハウを集約し、理想の機械的強度と重量バランスを発揮する左右対称コンストラクション+H型クロスフレームの制振・高剛性シャーシを採用。肉厚の制振プレートを底面に装着したダブルボトム構造(RX-A3040)、設置安定性を高めて筐体の共振を分散し、電源トランスの微細な振動をも抑制するアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による<5番目の脚>とも相まって、力強くフォーカスの合ったサウンドを再現します。また電源部には、オーディオ回路用、デジタル回路用、アナログ映像回路用、FLディスプレイ回路用をそれぞれ独立させた4回路分離パワーサプライを搭載。給電経路を最短化するとともに、音質に影響を与える磁場効果も給電レイアウトの工夫によりキャンセルすることで、音の瞬発力とリアリティを高めています。
高音質音源に新たな魅力を与えるハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
さまざまな圧縮音声を活き活きと再現するミュージックエンハンサーに加えて、非圧縮(CD、WAV)および可逆圧縮(FLAC、Apple Lossless)音声を最大96kHz/24bit分解能まで拡張処理するハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーを搭載。よりデリケートな音楽的表現を引き出し、ピュアオーディオ再生の新たな楽しさを提供します。
2. 臨場感
ドルビーラボラトリーズ社が開発した最新のシネマサウンド技術「Dolby Atmos」対応デコーダーを搭載。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、多次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で大きな話題を集めるリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームでいち早く楽しめます。特に本機ではプレゼンススピーカーの設置パターンを複数準備し、設定状態に最適な音場空間創生を実現。プレゼンススピーカーをフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」に加え、「Dolby Atmos」再生用に考案された「Dolby Enabledスピーカー」にも対応しています。さらに、「Dolby Atmos」の緻密な空間描写を余すことなく再現するため、長年にわたりヤマハが培ってきた3次元空間再現力を高める機構設計・回路設計のノウハウを結集。高い解像度と全チャンネル均一の忠実な音質を追求し、「Dolby Atmos」の魅力を最大限に引き出します。
- *:「Dolby Atmos」へのファームウェア更新は製品発売日以降を予定しています。更新の開始時期や仕様などの詳細については現在のところ未定で、ヤマハ製品サイトなどで順次発表する予定です。
あらゆる使用環境で臨場感と迫力を。YPAO-R.S.C.*+YPAO Volume
お使いになる部屋固有の初期反射音を積極的に制御して視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C.*」と、その計測結果に基づき高音と低音のバランスを音量に応じてコントロールする新機能「YPAO Volume」の組み合わせにより、専用施工された部屋のような自然な音場と、小音量再生時から大音量再生時までの均一なサウンドバランスを再現。さらに『RX-A3040』には、YPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)の新たな拡張機能として「YPAO 3D測定」を装備し、シネマDSP HD3(後述)再生における3次元立体音場の再現性をさらに高めています。
- *:R.S.C.= Reflected Sound Control
最大11.2chまで拡張可能な3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD3(RX-A3040)
通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度により、本来の空間情報をもっとも忠実に再現する3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)を『RX-A3040』に搭載。本機単独でシネマDSP HD3の9.2ch再生が可能なほか、外部アンプを加えて最大11.2ch再生に発展できる11.2chプリアウトも装備しています。また、仮想のリアプレゼンススピーカーを空間上に生成するVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能を利用すれば、フロントプレゼンススピーカーを含む7.1chスピーカー構成で9.1(9.2)ch相当のシネマDSP HD3再生を楽しむこともできます。
音場に高さ方向のデータを加え、立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP〈3Dモード〉
音場に「高さ」方向のデータを加え、左右メインスピーカーの上部に設置したプレゼンススピーカーを使って立体的なサラウンド空間を再現するシネマDSP〈3Dモード〉により、画面に引き込まれるような立体感、天井や床の反射音までも感じさせる臨場感をリアルに再現。さらに、シネマDSP〈3Dモード〉を通常の7.1chまたは5.1chスピーカー構成で手軽に楽しめる「VPS」(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)、VPSを活かしたダイアログリフト機能、リアプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーを自動的に切り替えるデュアル9.2chにも対応。使用環境やスピーカー構成に合わせて最適なスタイルが選べます。
後ろにスピーカーを設置できなくても臨場感豊かなサラウンド再生を実現する「Virtual CINEMA FRONT」、重低音の躍動感を手軽に味わえる「新Extra Bass」
左右2台のメイン(フロント)スピーカーだけで7.1chサラウンド再生が楽しめる従来の「Virtual CINEMA DSP」に加え、サラウンド(リア)スピーカーをフロント側に設置してバーチャル再生の臨場感をさらに高める最新バーチャルサラウンド技術「Virtual CINEMA FRONT」(バーチャルシネマフロント)を採用。視聴ポイントの後方にスピーカーを設置できない環境でも、従来の「Virtual CINEMA DSP」を上回る臨場感豊かな7.1chサラウンド再生を省スペースで実現でき、RX-A3040ではシネマDSP HD3の高精度な3次元立体音場表現もフロントサラウンドで実現します。さらに、メイン(フロント)チャンネルにコンパクトスピーカーを使用する場合や、サブウーファーなしのシステム構成でも有効な「新Extra Bass」(エクストラベース)も搭載。一回り大きなスピーカーの様な重低音を手軽に味わえるようになりました。
3. HDMI&映像回路
4K/60p映像信号やMHLに対応した8入力/2出力の最新HDMI端子
4K/60p*1映像信号のパススルー&4Kアップスケーリング、3D映像伝送、MHL*2対応の携帯端末をフロント端子に接続してフルHD(1080p)映像や7.1chマルチチャンネル音声の伝送などを実現*3するMHL*4、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能*5、ゾーン対応HDMI出力(後述)などに対応した合計8入力/2出力の最新HDMI端子を搭載。お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応し、設置や操作が簡単に行えます。
- *1:4K/60pのサポートフォーマットはYCbCr 4:2:0。ファームウェアの更新によってRGB、YCbCr 4:4:4、YCbCr 4:2:2にも対応する予定です。
- *2:MHL(Mobile High-Definition Link)とは、米国Silicon Image社が開発した、携帯端末から高速での映像および音声伝送が可能になるインターフェース規格です。
- *3:「フルHD(1080p)映像や7.1chマルチチャンネル音声の伝送などを実現」とはMHL方式としての最大値を記載したもので、諸条件などによって異なることがあります。
- *4:MHLに対応したHDMI端子は入力8系統のうちの1系統(フロント)となります。
- *5:HDMIによるリンク機能(HDMIコントロール)は、本機~対応テレビ(レコーダー)間をHDMI接続した場合に実現するものです。対応テレビ機種などの詳細は当社製品サイトでご確認ください。
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/connect/hdmi_cec/
高画質再生の基礎=I/P変換のクオリティを独自技術によって追求
動き適応型/エッジ適応型デインターレース、マルチケイデンス検出に加え、画質を「細部(ディテール)強調」「エッジ強調」「ブライトネス(輝度)」「コントラスト」「色の濃さ」の計5項目について詳細にカスタマイズし、その組み合わせを入力ごとに最大6パターンまでメモリーできる画質調整にも対応した映像処理回路を搭載。ヤマハオリジナルの映像処理技術を駆使し、高画質再生の基礎と言うべきI/P変換の“質”を追求しました。また映像処理回路を完全にバイパスし、ビデオゲームなどで気になる映像の遅延を排除するビデオダイレクト機能も装備しています。
4. Wi-Fi&ネットワーク
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型
家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi機能を内蔵し、インターネットと接続した無線LANルーターとの接続でLANケーブルを接続しなくても、高音質のネットワークオーディオや、専用アプリ「AV CONTROLLER」でのワイヤレス操作を実現。無線LANルーターとの接続はWPSで簡単に行うことができ、多彩なネットワーク機能をより手軽にお楽しみいただけます。
- ※無線LANと有線LANとの同時接続はできません。また、無線LANで接続できる距離は環境に依存します。
無線LAN環境なしでもワイヤレス音楽再生やアプリ操作が可能な「Wireless Direct」
無線LAN環境がなくてもAirPlay、HTC Connect、専用アプリ「AV CONTROLLER」によるワイヤレス音楽再生や、ワイヤレス操作を可能にするヤマハ独自の新機能「Wireless Direct」(ワイヤレスダイレクト)を搭載。インターネットに接続できない場所や無線LANの電波が届かない場所でも、無線LANルーター等を経由せず、お手持ちのスマートフォン/タブレットと本機とをダイレクトに無線接続でき、ワイヤレス音楽再生や操作が可能です。
- ※Wireless DirectをWi-Fi(無線LAN接続)や有線LAN接続と同時使用することはできません。
Apple Lossless、ギャップレス再生に対応した高音質ネットワークオーディオ
本機のネットワークオーディオ機能はWAV/FLACの192kHz/24bitに加えてApple Losslessの96kHz/24bit再生にも対応し、さまざまなハイレゾ音源を本来のクオリティで再生*。AVENTAGEの高音質設計がその音の魅力をさらに引き出します。さらにネットワークオーディオ再生時、ライブ演奏やクラシック音楽などで気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生にも対応しています。
- *:無線接続(Wi-FiまたはWireless Direct)では、通信環境などの影響によりハイレゾ音源を安定して再生できないことがあります。
5. 操作性
シネマDSPの音場効果を直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」
お手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールしてお使いいただけるヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」が進化。シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的にカスタマイズできる「DSP調整」*を装備したほか、操作感・視認性に優れたロータリー型音量調整や端末のOSにマッチした新デザインも採用しました。
- ※iOS 5.0以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS 2.1以上がインストールされたAndroid端末に対応
- *:「DSP調整」は今回発売するRX-A3040/A2040など、2014年以降発売のネットワーク対応AVレシーバーでお使いいただけます。
お気に入りの設定をワンタッチで呼び出せるSCENE機能
シネマDSPプログラムや音量/音質調整、パワーアンプアサインなどの各種設定を入力ソースごとに記憶してワンタッチで呼び出せるSCENE(シーン)機能。視聴したいソースのボタンを1回押すだけでAVレシーバーの電源がオンになり、再生環境のセットアップが瞬時に完了します。
6. 発展性
日本語対応オンスクリーンディスプレイ
本機の操作や設定をテレビ画面上で行える日本語対応オンスクリーンディスプレイを装備。視聴中の映像にオーバーレイ(重ね合わせ)表示可能な洗練されたデザインのGUI画面を採用し、使いやすさを高めています。
Bluetooth®ワイヤレスオーディオレシーバー(別売)対応
スマートフォンなどBluetooth®対応機器内の音楽コンテンツのワイヤレス再生を手軽に実現するBluetooth®ワイヤレスオーディオレシーバー「YBA-11」(別売)に対応。音の良さと信頼性を考慮した同軸デジタル音声接続を採用(同軸デジタルケーブル付属)したほか、高音質・低遅延のaptX®にも対応し、Bluetooth®をより良い音質で楽しめます。また、RX-A1040/A840などヤマハAVレシーバーの背面USB端子から付属ケーブルを使って給電できるので、YBA-11の電源オン/オフをAVレシーバー側と連動できて便利です。
別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMIゾーンスイッチング
メインルームと同じコンテンツ、または違うコンテンツを選んで別室のHDMI対応テレビやホームシアターにHDMI伝送したり、HDMI入力以外のオーディオソース(デジタル/アナログ音声、ネットワーク音声、FM/AMラジオ)を別室に伝送できるアドバンスドゾーンスイッチングを装備。メインルームから寝室やキッチンなどに移動して映画の続きを観賞したり、メインルームとは異なるAVコンテンツやオーディオコンテンツを楽しみたいときに便利です。なお、各ゾーンの切り換えは本体またはリモコンのボタンのほか、専用アプリ「AV CONTROLLER」でも操作できます。
【その他の主な機能】 ●5年間のメーカー製品保証●フロントバイアンプ駆動などが選択できるパワーアンプアサイン●シネマDSPの効果やダイナミックレンジを音量調整に合わせて自動的に制御するアダプティブDSPレベル&アダプティブDRC技術●サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.1Wの省電力設計●一定時間(20分/2/4/8/12時間に設定可能)使用しないと自動的に電源がオフになり、電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ●お手持ちのiPod/iPhone/iPadのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●40局プリセット対応FM/AMチューナー●MM対応フォノイコライザー
製品の販売について
『RX-A3040』の予約受付は、2014年9月16日(火)より随時開始予定*です。
充実した試聴環境と設置ノウハウを持つ販売店とのパートナーシップのもと、音楽を愛好する皆様が製品の価値を十分に納得されてご購入いただけますよう、努力してまいります。
- *:実際の予約受付開始日につきましては、各販売店により決定されます。
RX-A3040/A2040 機能比較
型番 | RX-A3040 | RX-A2040 | ||
---|---|---|---|---|
筐体 | 左右対称コンストラクション | ○ | ○ | |
アンチレゾナンステクノロジーによる<5番目の脚> | ○ | ○ | ||
リジッドボトムフレーム | ○ | ○ | ||
H型クロスフレーム | ○ | ○ | ||
ダブルボトムコンストラクション | ○ | - | ||
重量レッグ(鋳鉄製) | ○ | - | ||
オーディオ部 | 内蔵パワーアンプch数 | 9ch | 9ch | |
D.O.P.G.コンセプト | ○ | ○ | ||
DAC | ESS ES9016×1、ES9006×1 | ESS ES9006×2 | ||
ブロックケミコン容量 | 18,000μF×2 | 12,000μF×2 | ||
ウルトラロージッターPLL回路 | ○ | ○ | ||
シネマDSP | シネマDSP HD3/3Dモード | HD3 | 3Dモード | |
プログラム数 | 23 | 23 | ||
最大拡張チャンネル数 | 11ch | 9ch | ||
VPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー) | Front Presence | ○(ダイアログリフト) | ○(ダイアログリフト) | |
Rear Presence | ○ | - | ||
DSPエフェクトレベルノーマライズ | ○ | ○ | ||
YPAO | YPAO-R.S.C. | ○ | ○ | |
YPAO Volume | ○ | ○ | ||
マルチポイント計測(8地点) | ○ | ○ | ||
YPAO 3D測定 | ○ | - | ||
音声関連 | コンプレスドミュージックエンハンサー | ○ | ○ | |
ハイレゾリューションミュージックエンハンサー | ○(up to 96/24、2ch) | ○(up to 96/24、2ch) | ||
ネットワーク機能 | Wi-Fi/Wireless Direct | ○ | ○ | |
DLNA1.5対応 | ○ | ○ | ||
対応音声フォーマット | Apple Lossless、MPEG4-AAC、WAV/FLAC 192kHz/24bit、MP3、WMA | Apple Lossless、MPEG4-AAC、WAV/FLAC 192kHz/24bit、MP3、WMA | ||
ギャップレス再生 | ○ | ○ | ||
AirPlay | ○ | ○ | ||
インターネットラジオ | ○(vTuner) | ○(vTuner) | ||
ウェブブラウザーコントロール | ○ | ○ | ||
PCバックアップ | ○ | ○ | ||
映像関連 | 4Kアップスケーリング/パススルー | ○ | ○ | |
4K/60p | ○ | ○ | ||
アナログto HDMIビデオコンバージョン | ○(4K Ultra HD対応) | ○(4K Ultra HD対応) | ||
ディテール&エッジ強調 | ○ | ○ | ||
映像信号調整(コントラスト/輝度/色の濃さ) | ○ | ○ | ||
ゾーン機能 | オーディオ出力(プリアウト) | ○Zone 2、3 | ○Zone 2、3 | |
スピーカー出力 | ○Zone 2、3 | ○Zone 2、3 | ||
HDMI出力 | ○Zone 2、4 | ○Zone 2、4 | ||
映像出力 | ○Zone 2、3、4 (Zone 4はHDMI出力のみ) |
○Zone 2、3、4 (Zone 4はHDMI出力のみ) |
||
アプリ | AV CONTROLLER対応 | ○ | ○ | |
ECOモード | ○ | ○ |
(シリーズ各モデルの相違点)
●筐体
アンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)による<5番目の脚>、左右対称コンストラクションとリジッドボトムフレームによる制振・高剛性シャーシを2機種ともに採用。これに加えてH型クロスフレームも採用しています。さらにRX-A3040では底板を二重にしたダブルボトム構造と鋳鉄製レッグを追加してさらなる音質チューニングを行なっています。
●オーディオ回路
高速熱帰還トランジスターと大容量制振ヒートシンクを採用した左右独立構成*のディスクリート構成パワーアンプ、D.O.P.G.コンセプトなどの基本構成は2機種共通ですが、音質対策パーツはそれぞれに異なっています。内蔵パワーアンプのチャンネル数および定格出力はRX-A3040が200W/9ch、RX-A2040が190W/9chです。D/Aコンバーター部には、RX-A3040が「ESS ES9016」+「ESS ES9006」(計2個)、RX-A2040が「ESS ES9006」×2個を搭載しています。電源部は新設計の4回路分離パワーサプライを採用、電源用カーボンシース・ブロックケミコン容量はRX-A3040が18,000μF×2、RX-A2040が12,000μF×2です。
- *センターch用パワーアンプは左側パワーユニットに搭載
●シネマDSP
3次元空間処理に対応したシネマDSPを2機種ともに採用。さらにRX-A3040には最大9.2chスピーカー出力または最大11.2chプリアウトのシネマDSP HD3(エイチディ キュービック)を、またRX-A2040には最大9.2chパワーアンプ出力によるリアプレゼンスを使ったシネマDSP〈3Dモード〉を搭載しています。プレゼンススピーカーなしでシネマDSP〈3Dモード〉再生を手軽に楽しめるVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)、VPSを利用したダイアログリフトは2機種ともに採用しており、さらにRX-A3040のVPSはフロントプレゼンススピーカーを使った7.1chスピーカー構成でリアプレゼンススピーカーを生成することができます。
●YPAO
部屋の初期反射音を厳密に計測してスピーカーの設置位置の違いなどによるチャンネル間の音質・音場偏差を補正するYPAO-R.S.C.は、より積極的な補正が行える新世代版として2機種に搭載。再生環境の残響特性に応じてシネマDSP効果を最適化するDSPエフェクトノーマライズも装備しています。さらにRX-A3040では、視聴位置から見たメイン(フロント)/サラウンド/プレゼンススピーカーの方角とプレゼンススピーカーの高さを測定して、より効果的な3D音場が再現されるようシネマDSP処理の補正を行うYPAO 3D測定にも対応しています(3D測定専用マイクベース付属)。最大8地点のマルチポイント計測、測定性能を高めた改良型YPAO用マイクは2機種ともに採用しています。
●映像系回路
4K Ultra HDパススルー&アップスケーリングおよびアナログ映像信号のHDMIへのアップコンバージョンは2機種ともに装備しています。また映像処理回路では、動き適応型/エッジ適応型デインターレースとマルチケイデンス検出、入力ごとに最大6パターンまでメモリー可能な画質調整(細部強調、エッジ強調、ブライトネス、コントラスト、色の濃さの計5項目)を装備。ヤマハオリジナルの映像処理技術を採用し、より高品位な映像を実現しています。
RX-A3040/A2040 主な仕様
型番 | RX-A3040 | RX-A2040 | |
---|---|---|---|
定格出力 | 20Hz-20kHz、2ch駆動 | 165W/ch (6Ω、0.06%THD) | 150W/ch(6Ω、0.06%THD) |
1kHz、1ch駆動 | 200W/ch (6Ω、0.9%THD) | 190W/ch(6Ω、0.9%THD) | |
実用最大出力(JEITA) | 1kHz、1ch駆動 | 230W/ch (6Ω、10%THD) | 220W/ch(6Ω、10%THD) |
内蔵パワーアンプ数 | 9 | 9 | |
音声入力 | アナログ | 11系統: RCA 10(前面入力1、PHONO1含む)、マルチチャンネル 1(8ch) |
|
デジタル | 6系統: 光3、同軸3 |
||
音声入力(その他) | 3系統: USB*1、ネットワーク1(Ethernet)、ネットワーク1(Wireless) *iPod/iPhone/iPad、およびUSBメモリー内ファイルの音声再生用。USB DACとしての機能はありません。 |
||
映像入力 | 8系統: コンポーネント3、コンポジット5(前面入力1) |
||
音声出力 | スピーカー出力 | 7ch フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R 拡張スピーカー出力:4ch (EXTRA SP1)フロントプレゼンス/Zone 2/Zone 3/BI-AMP、(EXTRA SP2)リアプレゼンス/Zone 2/Zone 3 |
|
PRE OUT | 11.2ch フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R、フロントプレゼンスL/R (Zone 2と排他)、リアプレゼンスL/R (Zone 3と排他)、サブウーファー OUT 2(STEREO、フロント&リア、MONO×2) |
7.2ch フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R、サブウーファー OUT 2(STEREO、フロント&リア、MONO×2) |
|
ZONE(ゾーン) OUT | Zone 2(フロントプレゼンスと排他) Zone 3(リアプレゼンスと排他) |
Zone 2 Zone 3 |
|
AV OUT | 2系統: RCA2ch 1、光1 |
||
ヘッドホン出力 | 1 | ||
モニター 出力端子 |
MONITOR OUT/ ZONE(ゾーン) OUT |
2系統: コンポジット1、コンポーネント1 |
|
映像 出力端子 |
AV OUT | 1系統: コンポジット1 |
|
DC OUT端子 | アクセサリー給電用1 | ||
HDMI入力 | 8(MHL対応前面入力1) | ||
HDMI出力 | 2(同時出力可、Zone 2/4出力可) | ||
HDMIパススルー/アップスケーリング | 4K/60p対応 | ||
シネマDSPプログラム数 | 23 | ||
消費電力※ | 490W | ||
待機時 消費電力 |
HDMIコントロールOFF/ スタンバイスルーOFF時 |
0.1W | |
HDMIコントロールON/ スタンバイスルーON時 |
2.5W | ||
ネットワークスタンバイON時 | Wired:3.1W Wi-Fi:3.8W Wireless Direct:3.7W |
||
HDMIコントロールON/ スタンバイスルーON/ ネットワークスタンバイON時 |
Wireless Direct:5.7W | ||
寸法(幅×高さ×奥行) | 435W×192H×467D mm (Wi-Fiアンテナ装着時:435W×252H×474D mm) |
||
質量 | 19.6kg | 17.0kg | |
付属品 | 無線アンテナ、リモコン、単4 乾電池(2本)、 AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO用マイク、 マイクベース、3D測定用ポール、電源コード、 取扱説明書、セットアップガイド |
無線アンテナ、リモコン、単4 乾電池(2本)、 AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO用マイク、 電源コード、取扱説明書、 セットアップガイド |
- ※電気用品安全法に基づき、国際電気標準会議(IEC)規格整合化基準にのっとった測定方法へ変更しました。
【製品情報】
ヤマハ AVレシーバー 『RX-A3040』
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/av-amplifiers/rx-a3040__j/
ヤマハ AVレシーバー 『RX-A2040』
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/av-amplifiers/rx-a2040_titan__j/
この件に関するお問い合わせ先
■報道関係の方のお問い合わせ先
- ヤマハ株式会社
- 広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 窪井、千葉
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063
■一般の方のお問い合わせ先
- 株式会社ヤマハミュージックジャパン
- カスタマーサポート部
お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL 0570-011-808(ナビダイヤル:全国どこからでも市内通話料金)
TEL 053-460-3409(上記番号でつながらない場合)
※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
関連リンク
ホーム > 製品情報 > ホームシアター・オーディオ > AVアンプ
関連画像
- ヤマハ AVレシーバー 『RX-A3040』
1256Kbyte
- ヤマハ AVレシーバー 『RX-A2040』
1280Kbyte
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe社の Adobe Reader®が必要になります。
最新の Adobe Readerは Adobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。