2015年10月06日 [管弦打楽器]
踏み込む強さに応じた最適な打感を得られるキックパッドを新開発
ヤマハ 電子ドラムキックパッド『KP100』
ヤマハ エレクトロニックドラム『DTX582K』
− キックパッド単品とドラムセットとして、それぞれ10月23日、12月1日に発売 −
ヤマハ株式会社は、電子ドラムの新製品として、ヤマハ電子ドラムキックパッドの新製品『KP100』を10月23日(金)に発売します。また、『KP100』を搭載した電子ドラムの新製品として、ヤマハ エレクトロニックドラムDTX drums (ディーティーエックス ドラムス) 『DTX582K』を12月1日(火)に発売します。
価格と発売日
品名 | 品番 | 本体価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
電子ドラムキックパッド | KP100 | 45,000円(税抜) | 10月23日(金) |
- ◎初年度販売予定数:150台
品名 | 品番 | 本体価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
ヤマハ エレクトロニックドラム DTX drums |
DTX582K | オープンプライス | 12月1日(火) |
- ◎初年度販売予定数:200セット
- ※ヤマハ電子ドラム ホームページ http://jp.yamaha.com/dtx/
製品の概要
今回発売する『KP100』は、新構造を採用することで踏み込む強さに応じた最適な打感を得ることができるキックパッドです。ドラマーの演奏の要であるバスドラムにおいて、今までにない心地良い演奏感を実現します。また、打撃時の静粛性と安定性も向上しています。
『DTX582K』は、このキックパッド『KP100』を搭載したDTX502シリーズの最上位モデルです。最新のドラムトリガーモジュール『DTX502』や上位機種と同等のドラムパッドなどと組み合わせることで、強打から弱打まで正確に発音し高い表現力を実現しています。また、DTX drumsならではの機能として好評を得ている多彩な練習機能を搭載し、幅広く効率的な練習を可能にしています。
詳細は以下の通りです。
『KP100』の主な特長
1.踏み込む強さに応じた最適な打感を得られる新構造
3層構造により生まれる心地よい演奏感
硬さの違う素材を3層に重ねた全く新しい構造を採用。打面部の表面に一番柔らかい素材を使用し、奥側になるにつれ硬い素材を使用しています。この新構造により、踏み込む強さに応じた最適な打感が得られます。ドラマ―の演奏の要であるバスドラムにおいて、今までにない心地良い演奏感を実現しています。
2.静粛性と安定性が向上
打面内部の上下に溝を入れるスリット構造を採用したことにより、打撃時に生じる振動が他の部分に伝わりにくくなっています。また、土台部分が大きめに設計されており、安定したプレイが可能です。パッド部分は10インチの大口径とし、ダブルフットペダルの使用にも適した大きさとしています。
振動を軽減するスリット構造(打面内部)
ダブルフットペダルにも適した10インチの打面
『DTX582K』の主な特長
1.リアルな演奏を楽しめる高機能パッド類を搭載
心地よい打感を得られる新開発のキックパッド『KP100』を搭載しているほか、スネア/タムパッドには、自然な打感と高い静粛性を実現した「DTX-PAD」を採用。チューニングの必要がなく、どなたでも常に最適な打感で演奏できます。また打面が滑らないため、スティックワークの練習にも最適です。スネアパッドはヘッドショットのほか、クローズド/オープンリムショットが可能な3ゾーンパッドを採用しています。
ハイハットパッドは、同梱のハイハットスタンドに装着する上下可動構造で、リアルな演奏が可能です。またシンバルパッドは、カップ、ボウ、エッジで叩き分けができ、かつ叩いたシンバルを手で止めるチョーク奏法やつかんだまま叩くミュート奏法が可能な、3ゾーンパッドを採用しています。
スネア、シンバルに上位機種同等の3ゾーンパッドを採用
ハイハットスタンド装着型の
ハイハットパッド
2.アコースティックドラムに近い高い演奏性と表現力を実現
音源部となるドラムトリガーモジュール「DTX502」では、ドラム演奏時のストロークを当社独自の技術で徹底分析した上で、トリガーの感度設定や音色をチューニングしました。各パッドの機能を最大限に引き出すことで、弱打の際にも正確に反応し、強打した際の音量や音色の変化も、アコースティックドラムに近い自然な演奏表現を実現します。
3.ドラムの上達に効果的なトレーニング機能
ドラマーの弱点を明確にして効果的に鍛える、DTX drums独自の練習機能を計8種類搭載。“自分が正確に叩けているかわからない”というドラマ―の悩みを解決します。例えば、叩いた時にリズムがメトロノームに合わないと発音しない「リズムゲート機能」では、“スネアドラムに比べてバスドラムが遅くなりがち”、“フィルインの際にリズムが乱れる”といったプレイヤーの癖を正確に確認できます。また「メジャーブレイク機能」は、任意の小節のメトロノームをミュートすることで、ミュートされている間正確に叩けているかを確認できます。
初心者が楽しめるものからドラム経験者のスキルアップに活用できるものまで、さまざまなトレーニング機能が搭載されており、幅広く効率的な練習が可能です。
トレーニング機能例「リズムゲート」
トレーニング機能例「メジャーブレイク」
『KP100』の主な仕様
センサー方式 | トリガーセンサー(圧電素子)×1 |
---|---|
出力端子 | 標準ステレオフォーンジャック |
入力端子 | 標準モノラルフォーンジャック |
外形寸法 | 340(W)×288(D)×464(H)mm(組立時) |
重量 | 5.0kg |
付属品 | ステレオフォーンケーブル×1 取扱説明書×1 |
『DTX582K』の主な仕様
セット構成
スネア | XP80 |
---|---|
タム1、タム2 | XP70 x2 |
フロアタム | XP70 |
キック | KP100 |
ハイハット | RHH135+HS650A |
クラッシュシンバル | PCY135 |
ライドシンバル | PCY135 |
ドラムトリガーモジュール DTX502主な仕様
音源部 | 音源方式 | AWM2 |
---|---|---|
最大同時発音数 | 32音 | |
エフェクター | リバーブ: 9タイプ、マスターイコライザー | |
キット数 | プリセット:50 キット/ユーザー:50キット(*) | |
ボイス数 | ドラム/パーカッション: 691音色 キーボード: 128音色 |
|
読み込み可能ウェーブ数 | 20個(*)(16ビット、WAV/AIFF形式) | |
ソング | ソング数 | デモソング:1曲/練習曲:37曲/パッドソング:22曲/ユーザーソング:40曲 |
シーケンサー容量 | 約104,000音(*) | |
音符分解能 | 4分音符あたり96分解能 | |
レコーディング方式 | リアルタイム | |
ソングフォーマット | SMFフォーマット | |
クリック | ユーザークリック数 | 30個 |
テンポ | 30~300/分、タップテンポ機能 | |
ビート | 1/4~16/4, 1/8~16/8, 1/16~16/16 | |
タイミング | アクセント、4分音符、8分音符、16分音符、8分3連符 | |
トレーニング | トレーニング数 | 8種類 |
トリガー | トリガーセットアップ | プリセット:14種類/ユーザー:16種類 |
その他 | ディスプレイ | 16文字×2行 バックライト付LCD、3桁7セグメントLED、テンポ確認用LED×2 |
接続端子 | トリガー入力1、5、6、9(ステレオ標準フォーン端子 L:トリガー、R:リムスイッチ)、 トリガー入力2、3、4、7(ステレオ標準フォーン端子 L:トリガー、R:トリガー)、 HI HAT CONTROL端子(ステレオ標準フォーン端子) OUTPUT L/MONO、R(標準フォーン端子)、PHONES(ステレオ標準フォーン端子)、 AUX IN端子(ステレオミニ端子)、USB(TO HOST)、DC IN |
|
消費電力 | 8 W | |
寸法、重量 | 251(W)×130(D)×48(H) mm、610g | |
付属品 | 電源アダプター(PA-3Cまたは同等のヤマハ推奨品)、保証書、取扱説明書、 モジュールホルダー、モジュールホルダー止めネジ2本、組立説明書、 パッド接続用ケーブル、ケーブルバンド、チューニングキー |
- (*) 容量は合計1メガバイト
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
この件に関するお問い合わせ先
■報道関係の方のお問い合わせ先
- ヤマハ株式会社
- 広報部 宣伝・ブランドマネジメントグループ 橋本
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063
■一般の方のお問い合わせ先
- 株式会社ヤマハミュージックジャパン
- お客様コミュニケーションセンター 管弦打楽器ご相談窓口
TEL:0570-013-808 (ナビダイヤル、全国どこからでも市内通話料金)
※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
関連リンク
関連画像
- ヤマハ 電子ドラムキックパッド『KP100』裏側
485Kbyte
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe社の Adobe Reader®が必要になります。
最新の Adobe Readerは Adobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。