2015年10月30日 [管弦打楽器]
色彩感溢れる艶やかな響きを実現した、カスタムホルンのフラッグシップモデル
ヤマハ ホルン『YHR-869D/GD』
− ホルン奏者の井手詩朗氏が監修、11月10日(火)発売 −
ヤマハ株式会社は、ホルンの新製品として、カスタムホルンのフラッグシップモデル『YHR-869D』『YHR-869GD』を11月10日(火)より発売します。
価格と発売日
品名 | 品番 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
ヤマハ カスタムホルン | YHR-869D | 880,000円(税抜) | 11月10日(火) |
YHR-869GD | 900,000円(税抜) |
- ◎初年度国内販売予定数:100本(2品番計)
製品の概要
このたび発売する『YHR-869D/GD』は、色彩感溢れる豊かな音色を実現した、カスタムホルンのフラッグシップモデルです。カスタムホルンとしては13年ぶりの新モデルとなります。
本製品の開発では、当社の設計技術と製造ノウハウを注入するとともに、日本を代表するホルン奏者の一人である井手詩朗氏の監修を受け、フラッグシップモデルにふさわしい高い表現力や豊かな音色を追求しました。力強い音から繊細で柔らかい音まで、多彩な表現力と艶やかな響きを実現しています。また、息がスムースに流れるように設計されたバルブや新設計のリードパイプによって、ストレスのない心地よい吹奏感を実現しています。
詳細は以下の通りです。
主な特長
1.あらゆるダイナミックレンジにおいて色彩感溢れる音色を実現
フラッグシップモデルにふさわしい高い表現力や豊かな音色を目指して、ベルやリードパイプ、バルブなどの設計を細かく見直したことで、高い柔軟性と多彩な表現力を実現しました。力強く響き渡るフォルテッシモから繊細で柔らかなピアニッシモまで、あらゆるダイナミックレンジにおいて、色彩感溢れる艶やかな響きを実現しています。
2.ストレスのない心地良い吹奏感
スムースな息の流れを得るために、バルブの気密性を向上させ直列に配置したほか、新たに設計したリードパイプを採用しました。これにより、あらゆる音域においてストレスのない吹奏感を実現しました。特に、音と音の間を途切れさせず滑らかに演奏する “レガート”において、吹き心地の良さが際立ちます。
リードパイプ
バルブ
3.可動式指掛けやロータリーアクションのベアリング機構により、高い演奏性を実現
奏者の手の大きさに関わらず最適な位置で楽器を保持できるように、可動式指掛けを搭載しています。また、ロータリーアクションに精度の高いベアリング機構を採用したことで、レバーアクションの反応の良さと、滑らかなタッチ感を実現し、高い演奏性を実現する設計としています。
可動式指掛け
ロータリーアクション
4.付属品にもフラッグシップモデルにふさわしいこだわり
監修:井手詩朗氏プロフィール
非常に伸びやかで明るい音色を持つ、現在日本を代表するホルン奏者の一人。
元新日本フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者。札幌大谷大学芸術学部音楽学科教授。国立音楽大学客員教授。
北海道千歳市生まれ。1981年国立音楽大学入学。ホルンを大阪泰久、千葉馨の両氏に師事。1984年大学在学中に東京佼成ウインドオーケストラに入団。1985年国立音楽大学卒業。同年5月、第1回ヤマハ新人演奏会出演。同年11月第2回日本管打楽器コンクールホルン部門第3位。1988年新日本フィルハーモニー交響楽団に移籍。同年11月第5回日本管打楽器コンクールホルン部門第2位。1989年7月、第21回国際ホルンシンポジウム(ミュンヘン)に招待され、千葉馨氏とジョイントリサイタルを行う。1990年には第1回パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)に参加。ホルンをH・スィーナン(LSO)に師事。1999年にはPMFの卒業生から選抜され結成されたオーケストラPMF10(テン)にも選ばれ、国内ツアーを行う。これまでに、新日本フィル、東京佼成ウインド、フィルハーモニー・ボンその他全国各地のオーケストラ、吹奏楽団等で協奏曲を多数共演する。また、JCMS、東京ホルンクラブ、クニタチ・フィルハーモニカーアンサンブル、その他多数室内楽プロジェクトにも参加している。
主な仕様
YHR-869D | YHR-869GD | ||
---|---|---|---|
調子 | F/B♭フルダブル | ||
ベル | 材質 | イエローブラス | ゴールドブラス |
ベルタイプ | デタッチャブル | ||
ベルサイズ | MS(細ベル) | ||
仕上げ | クリアラッカー | ||
ボアサイズ | 12.1mm | ||
バルブシステム | 4ロータリー/メカニカルアクション(ロッドエンドベアリング方式) | ||
付属品 | マウスピース(HR-34C)、専用セミハードケース(ギグバッグライト) |
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
この件に関するお問い合わせ先
■報道関係の方のお問い合わせ先
- ヤマハ株式会社
- 広報部 宣伝・ブランドマネジメントグループ 橋本
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063
■一般の方のお問い合わせ先
- 株式会社ヤマハミュージックジャパン
- お客様コミュニケーションセンター 管弦打楽器ご相談窓口
TEL:0570-013-808 (ナビダイヤル、全国どこからでも市内通話料金)
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