ホーム > ニュースリリース > シンプルな操作でフレーズ単位の楽器演奏が楽しめる音楽アプリ iPhone/iPod touch向けアプリケーション『Kittar』

ニュースリリース

2015年11月11日 [技術・サービス]

好きな楽曲をイントロやAメロ、Bメロ、サビなどのフレーズ単位に自動分割

シンプルな操作でフレーズ単位の楽器演奏が楽しめる音楽アプリケーション

iPhone・iPod touch向けアプリケーション

− テンポ変更、移調など、楽器練習に役立つ機能も搭載。本日よりApp Storeにて提供開始 −

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iPhone・iPod touch向けアプリケーション
『Kittar』（キッター）
無料

　ヤマハ株式会社は、シンプルな操作でフレーズ単位の楽器演奏が楽しめるiPhone、iPod touch向け音楽アプリケーション『Kittar』（キッター）の提供を開始します。本日よりApp Storeにて無料でダウンロードできます。

価格と提供開始日

品名	アプリ名	対応機種	税込価格	提供開始日
iPhone、iPod touch向けアプリケーション	Kittar （キッター）	iPhone/iPod touch ^※	無料	11月11日（水）

※iPhone 5以降 iPod touch 第5世代以降、iOS 9.0 以降対応。

製品の概要

　『Kittar』は、有名なギターイントロだけ演奏したい、苦手なフレーズのみを繰り返し練習したい、といった、フレーズ単位での楽器演奏がシンプルな操作で楽しめる音楽アプリケーションです。

　『Kittar』は、iPhoneやiPod touch内に保存された楽曲を指定するだけで、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビといった楽曲の構成を元に、「フレーズリスト」を自動的に作成します。「フレーズリスト」は、ユーザーが自由に編集することも可能で、直感的でシンプルなインターフェースを使って、好みの部分で自由にフレーズを作成できるようになっています。また、ユーザーの作成した「フレーズリスト」のデータや、各フレーズの再生情報を収集、分析し、人間の感性にあった、より自然で良質なフレーズデータを作成出来る独自システムを採用していることも特徴です。

　フレーズの再生には、操作性を最優先に考え、演奏しながらでも使いやすい「フルスクリーンプレイヤー」を採用しました。テンポ変更やトランスポーズ（移調）、リピート、カウントインなどに対応しており、フレーズ単位での楽器演奏に役立つ充実の機能を備えています。

　なお、本アプリケーションは、音楽に関する膨大な情報を収集したビッグデータを形成し、新たな音楽サービスの構築を実現する「音楽情報プラットフォーム構想」の一環として開発されたものです。

　詳細は以下の通りです。

『Kittar』の主な特長

1．楽曲を選択するだけで、「フレーズリスト」を自動作成

iPhoneやiPod touch内に保存している楽曲を選択するだけで、当社独自の楽曲構成解析技術によって、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビといったフレーズ単位のリストを作成します。また、フレーズの編集機能を使えば、直感的でシンプルなユーザーインターフェースを使って、ユーザー自らが好みの部分で自由にフレーズを作成することも可能です。

※ iCloudに保存された曲、デジタル著作権管理（DRM）で保護されている曲、長さが40分を超える曲は対象外です。

2．自分の好きなフレーズにすぐにアクセスできる「お気に入りフレーズ」

「お気に入りフレーズ」に登録すれば、自分の好きなフレーズをすぐに再生して楽しむことができます。フレーズは、楽曲を越えて登録できるため、自分だけのオリジナル「フレーズリスト」を作成して楽しむことも可能です。

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3．充実の機能を搭載した「フルスクリーンプレイヤー」

フレーズの再生には、操作性を最優先に考え、演奏しながらでも使いやすい「フルスクリーンプレイヤー」を採用しました。難しいフレーズをゆっくり再生したい場合などに役立つ「テンポ変更」や、キーを変更して練習したい場合に役立つ「トランスポーズ（移調）」、同じ箇所を繰り返して練習したい場合に役立つ「リピート」や、演奏したいフレーズの少し前から再生出来る「カウントイン」など、フレーズ単位での楽器演奏に役立つ充実の機能を備えています。

4．人間の感性にあった「フレーズリスト」の作成を可能にする独自システム

『Kittar』では、ユーザーが作成した「フレーズリスト」の情報や、各フレーズの再生情報などを収集^※し、独自の統計処理を行うことで、人間の感性にあった「フレーズリスト」の作成を可能にする独自システムを採用しています。多くのユーザーが利用すればするほど、「フレーズリスト」の精度が高まり、複雑な構成の楽曲であっても人間の感性にあったより自然で良質なフレーズデータを作成します。

※ 統計処理に利用する情報は個人を特定できない形で収集します。

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「音楽情報プラットフォーム構想」について

　昨今、情報通信技術の発達に伴い、さまざまな音楽に関連したサービスが提供されています。当社でもこうした状況を受け、2014年1月に「SES（Smart Education System）事業推進室」を立ち上げ、「学び」を中心とした新たな音楽サービスの実現に取り組んでいます。現在、その一環として、音楽に関する多岐にわたる情報の収集を行いビッグデータを形成し、当社外の企業や組織とともにその情報を活用することでこれまでにない新しい音楽サービスを生み出す「音楽情報プラットフォーム構想」を掲げています。今回の『Kittar』の提供はそのための施策の一つとして行ったもので、今後も構想の実現に向けてさまざまな取り組みを行っていく予定です。