2018年04月25日

ハイレゾ再生*1などネットワーク周辺機能を充実させ、高度な音の基本性能も追求した
Dolby Atmos®*2&DTS:X™*3対応ネットワークAVレシーバーを新発売

ヤマハ AVレシーバー
『RX-V585』 『RX-V485』

[ 画像 ] ヤマハ AVレシーバー 『RX-V585』 カラー:(B)ブラック 本体価格73,000円(税抜)
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ヤマハ AVレシーバー 『RX-V585』 カラー:(B)ブラック
本体価格73,000円(税抜)
[ 画像 ] ヤマハ AVレシーバー 『RX-V485』 カラー:(B)ブラック 本体価格62,000円(税抜)
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ヤマハ AVレシーバー 『RX-V485』 カラー:(B)ブラック
本体価格62,000円(税抜)

ヤマハ株式会社は、Dolby Atmos®およびDTS:X™(いずれもRX-V585のみ)やHDR*4/4K映像伝送への対応に加えてハイレゾ再生や音楽配信サービスなどのネットワーク周辺機能を充実させ、高度な音の基本性能も追求した7.1chネットワークAVレシーバー『RX-V585』および5.1chネットワークAVレシーバー『RX-V485』の2機種を、5月下旬より全国で発売いたします。

  • *1:DSD 11.2MHz、WAV/AIFF 192kHz/32bit (32bit-floatファイルは非対応)、FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bit をサポート。
  • *2:Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)=ドルビーラボラトリーズ社が開発した3次元サラウンドフォーマット。(RX-V585のみ対応)
  • *3:DTS:X™(ディーティーエス エックス)=DTS社が開発した3次元サラウンドフォーマット。(RX-V585のみ対応)
  • *4:HDR(ハイダイナミックレンジ)映像伝送=従来よりも幅広い明暗のダイナミックレンジを持つ映像信号の伝送を可能にする技術。
品名 モデル名 本体価格 当初月産
予定台数
発売時期
AVレシーバー RX-V585 (B)ブラック 73,000円(税抜) 5,000台 5月下旬
AVレシーバー RX-V485 (B)ブラック 62,000円(税抜) 14,000台 6月中旬

今回発売する『RX-V585』(7.1chモデル)および『RX-V485』(5.1chモデル)は、DSD 11.2MHzやWAV/AIFF 192kHz/32bit*1をサポートするハイレゾ再生をはじめ、高品位音楽配信サービス「Deezer HiFi」(ディーザー ハイファイ)への対応、5GHz帯/2.4GHz帯に対応したWi-Fiの搭載など、ネットワーク周辺機能をいっそう充実させたネットワークAVレシーバーです。音質面でも、パーツの追加・再選定を含む専用チューニングを機種ごとに実施するなど、より高度な音の基本性能を追求しました。また映像関連ではDolby Vision™*2やHybrid Log-Gamma*3などのHDR映像伝送、BT.2020*4規格、HDCP2.2*5、4K/60p*6映像信号に対応した4入力/1出力の端子を装備し、最新の4K映像ソースも画質を損なうことなく再生できます。さらに7.1chモデルの『RX-V585』には、3次元サラウンドフォーマットのDolby Atmos®およびDTS:X™に対応したデコーダーも搭載しました。加えて、臨場感あふれるシアター空間を創出する独自の音場創生技術「シネマDSP」や、お使いになる部屋の音響特性に合わせて音場・音質を自動調整する視聴環境最適化システム「YPAO」、新たにBluetooth 4.2規格に準拠したBluetooth®オーディオ機能なども装備し、最新の高品位映像コンテンツから動画・音楽の定額制配信メディアに至るまで、さまざまなAVソースをよりリアルな臨場感と高純度な音質とともに再現します。

  • *1:32bit-floatファイルは非対応。
  • *2:Dolby Vision™(ドルビービジョン)=ドルビーラボラトリーズ社が開発したHDR技術。
  • *3:Hybrid Log-Gamma(ハイブリッドログガンマ)=NHKと英国BBCが共同提案するHDR方式。
  • *4:BT.2020=ITU-R勧告に定められたUltra HDTV(4K/8K)の色域規格。
  • *5:HDCP2.2=4K映像伝送に対応した最新のデジタル著作権保護技術。
  • *6:4K/60p= 4K(4,096×2,160 画素) の解像度を持つ映像を、1秒間に60コマで表示すること。

1.「Dolby Atmos®」&「DTS:X™」対応デコーダーを搭載(RX-V585)

Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)とDTS:X™、ふたつの3次元サラウンドフォーマットに対応したサラウンドデコーダーを搭載しました。個々の音を、頭上を含めた室内のあらゆる位置に定位または移動させ、3次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめます。本機は5.1.2chスピーカー構成に対応し、プレゼンススピーカーをフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、「ドルビーイネーブルドスピーカー」の3パターンのプレゼンススピーカー設置位置を選択できます。また、DTS:X™再生時には「DTSダイアログコントロール」でセリフ音量の単独調整も可能です。

  • *:本機能はDTSダイアログコントロール対応のDTS:X™コンテンツ再生時に限り有効です。
[ 画像 ] 5.1.2chスピーカー構成に対応した3パターンのプレゼンススピーカーが選べます。

2.DSD 11.2MHz&WAV/AIFF 192kHz/32bitもサポートするハイレゾ再生や「Deezer HiFi」対応など、さらに充実したネットワーク周辺機能

本機のハイレゾ音楽再生はDSD 11.2MHz、WAV/AIFF 192kHz/32bit(32bit-floatファイルは非対応)、FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bitを幅広くサポートします。また、約3,600万曲をCD相当(FLAC 44.1kHz/16bit)の高音質でストリーミング聴取できる高品位音楽配信サービス「Deezer HiFi*1」に対応したほか、音楽配信サービス「Spotify」(スポティファイ)のストリーミング聴取も「Spotify Connect*2」(スポティファイ コネクト)機能を利用して便利に楽しめます。さらに内蔵Wi-Fiは5GHz帯/2.4GHz帯に対応し、外部機器との接続時に音声の遅延を抑えて快適なワイヤレス音楽再生を実現しています。

  • *1:Deezer HiFiは月額制の有料サービスで、利用には別途契約が必要です。また本機でDeezer HiFiを聴取するには、ヤマハが提供する操作アプリ「MusicCast CONTROLLER」(無償)のインストールが必要です。
  • *2:Spotify Connectの利用にはSpotifyアプリ(無料)のインストールとSpotify Premiumアカウント(有料)への登録が必要です。

3.ヤマハHiFiアンプのノウハウを投入し、機種ごとに専用の音質チューニングも実施した音質重視設計

ヤマハHiFiプリメインアンプにも使用される2chステレオ仕様のバーブラウン384kHz/32bit*1D/Aコンバーターを搭載*2したD/Aセクション、アナログ/デジタル完全分離パワーサプライなどの採用により、高度な音の基本性能を追求しました。さらに、パーツの追加・再選定を含む専用の音質チューニングを機種ごとに実施し、『RX-V585』では広大な音場と迫力を感じさせるワイドレンジ志向の音を、『RX-V485』ではエネルギッシュかつスムースな聴き心地の良さを実現しています。

  • *1:本機で再生可能なファイルフォーマットは最大192kHz/32bitです(DSD除く)。
  • *2:RX-V585には4基、RX-V485には3基を搭載。

4.HDR、BT.2020、HDCP2.2、4K/60pパススルー&4Kアップスケーリングに対応した4入力/1出力のHDMI端子

HDR映像伝送やBT.2020映像伝送、HDCP2.2、4K/60p 4:4:4 映像信号のパススルー/4Kアップスケーリングに対応する4入力/1出力のHDMI端子を装備しました。映像の色域とダイナミックレンジを大幅に拡大して華やかな色彩や豊かなディテールを再現する高画質化技術「Dolby Vision™」や、放送局が推奨するHDR方式「Hybrid Log-Gamma」にも全端子で対応し、Ultra HD Blu-rayプレーヤーなど複数の対応機器を接続して画質を損なうことなく楽しめます。

5.独自のシネマDSP技術やバーチャル・プレゼンススピーカー機能などにより、さまざまな設置環境で臨場感あふれるシアター空間を創出

ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」を活かし、映画や音楽、テレビ放送、ゲームなどさまざまなソースに合わせて最適化した17種類のサラウンドプログラムを搭載しました。高速大容量DSPデバイスの投入で高い情報処理能力を実現したほか、仮想のプレゼンススピーカーをリスニング空間に生成する「バーチャル・プレゼンススピーカー」機能や、セリフの位置(高さ)と音量を単独で調整できる「ダイアログリフト&レベル調整」も装備して、設置環境に応じた最適な臨場感が得られます。また7.1chモデルの『RX-V585』では、内蔵パワーアンプの2ch分をフロントプレゼンススピーカーまたはサラウンドバックスピーカーに割り当てられるアサイン機能により、実物のプレゼンススピーカーを使用したリアルな「シネマDSP〈3Dモード〉」再生にも対応します。

  • *:「ダイアログリフト」はRX-V585のみ装備。本機能はDTS:X™再生時およびDolby Surround、Neural:Xデコーダー選択時には動作しません。

6.Bluetooth 4.2規格に準拠したAAC対応Bluetooth®オーディオ受信機能と、音を豊かにするミュージックエンハンサー

内蔵のBluetooth®オーディオ受信機能は新たにBluetooth 4.2規格に準拠し、スマートフォンやタブレットなど外部機器の音声を、遅延を抑えて快適に聴けるようになりました。音声コーデックは標準のSBCのほか高音質のAACフォーマットにも対応しており、ヤマハ独自のBluetooth®対応ミュージックエンハンサーと組み合わせることでBluetooth®の圧縮音声をより魅力的なサウンドで蘇らせます。

[ 画像 ] ミュージックエンハンサーの効果(概念図)

【RX-V585/V485 その他の特長・機能】 ●フロントUSB&アナログ音声入力端子●部屋の音響特性に合わせて音場・音質を自動調整する視聴環境最適化システム「YPAO」(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)●YPAOの計測結果に基づいて音場効果を最適化し、よりリアルなシアターサウンドを再現するDSPエフェクトノーマライゼーション●サラウンドスピーカーを含む5.1chスピーカーすべてをフロント側に設置して5.1chサラウンドが楽しめるバーチャルシネマフロント●サラウンドスピーカーを使用しない2.0ch〜3.1chスピーカー構成でも豊かな臨場感が得られるバーチャルシネマDSP●ネットワーク上の音楽コンテンツを再生する際に気になる曲間の音の途切れを解消するギャップレス再生(DSDを除く)●メインスピーカーにコンパクトスピーカーを使用する場合やサブウーファーなしのシステムでも力強く躍動感のある低音を再現するExtra Bass(エクストラベース)●再生音量に応じてDSP効果を自動調整し、常に最適な臨場感が得られるA-DSP技術●入力ソースやボリューム位置に合わせてダイナミックレンジを自動調整し、小音量再生時にも明瞭なサウンドが楽しめるA-DRC技術●40局プリセット対応ワイドFM/AMチューナー●ブックマーク&オートプレイ対応インターネットラジオ機能●よく使う映像ソースや音場プログラムの組み合わせを呼び出したり、テレビやレコーダーを連動して起動できるSCENEボタン●AV CONTROLLERアプリ対応●MusicCast®対応●本機とネットワーク接続したMusicCast®対応機器の電源を本機と連動してオン/オフできるMusicCast Link電源連動●本機の配線・設定作業をサポートする専用アプリ「AV SETUP GUIDE」対応●キッチンや寝室などの別室に置いたスピーカーで音楽などを楽しめるゾーンB対応スピーカー端子●テレビと本機とを1本のHDMIケーブルで接続し、テレビに入力されたロスレス音声(Dolby True HD、DTS-HD Master Audio)やオブジェクトオーディオ(Dolby Atmos、DTS:X ※RX-V585のみ対応)を含むテレビ側音声を本機へ伝送できるeARC(エンハンスド・オーディオリターンチャンネル)※ファームウェア更新により対応予定●HDMI接続した他社製テレビ/レコーダーとの連動を実現するリンク機能(対応テレビ機種などの詳細は当社製品サイトでご確認ください)●高精細フォント採用の多言語対応OSD●ECOモード、オートスタンバイ機能などにより業界最高水準の省電力を実現

型番 RX-V585 RX-V485
定格出力 20Hz-20kHz、2ch駆動 80W/ch(6Ω、0.09%THD) 80W/ch(6Ω、0.09%THD)
1kHz、1ch駆動 115W/ch(6Ω、0.9%THD) 115W/ch(6Ω、0.9%THD)
実用最大出力(JEITA) 1kHz、1ch駆動 135W/ch(6Ω、10%THD) 135W/ch(6Ω、10%THD)
内蔵パワーアンプ数 7 5
音声入力端子 アナログ 4系統:ステレオRCA 3、ステレオミニ1
デジタル 3系統:光1、同軸2
音声入力端子(その他) 3系統:USB 1、ネットワーク(100Base-TX/10Base-T)
映像入力端子 3系統:コンポジット3
音声出力端子 スピーカー出力 7ch
(フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R 〔フロントプレゼンス、Bi-AMP、ZoneB兼用〕)
5ch
(フロントL/R、センター、サラウンドL/R〔Bi-AMP、ZoneB兼用〕)
PRE OUT サブウーファー(MONO)×2 サブウーファー(MONO)×1
その他 1系統:ヘッドホン1
モニター出力端子 MONITOR OUT 1系統:コンポジット1
HDMI端子 入力/出力 4入力/1出力(HDCP2.2に対応)
HDMIパススルー 4K/60p 4:4:4、BT.2020、HDR(HDR10、Dolby Vision™、Hybrid Log-Gamma)
シネマDSPサラウンドプログラム数 17
オブジェクトオーディオ対応 Dolby Atmos®/DTS:X™対応 -
Bluetooth®
再生方式(受信)
バージョン Ver.4.2
対応プロファイル A2DP/AVRCP
対応コーデック SBC/AAC
ネットワーク
関連機能
Wi-Fi ○(2.4GHz/5GHz IEEE802.11 a/b/g/n/ac準拠)
※IEEE802.11acは20MHzチャンネル帯域幅のみ
対応音声フォーマット
(USB、サーバー)
DSD 11.2Mz、Apple Lossless 96kHz/24bit、WAV/AIFF 192kHz/32bit(32bit-floatファイルは非対応)、FLAC 192kHz/24bit、MP3/WMA/MPEG4-AAC 48kHz/24bit
ギャップレス再生 ○(WAV/FLAC/Apple Lossless/AIFFで対応)
AirPlay
機器連携 ○(MusicCast®機能)
ストリーミングサービス ○(インターネットラジオ、Spotify Connect、Deezer HiFi対応)
チューナー AM/FM(ワイドFM対応)
アプリ操作 AV CONTROLLER/MusicCast CONTROLLER
消費電力 260W
待機時消費電力 0.1W( HDMIコントロールOFF/スタンバイスルーOFF時)
2.1W(ネットワークスタンバイON/HDMIコントロールON/スタンバイスルーON時)
2.0W( Bluetooth®スタンバイON/スタンバイスルーON時)
寸法(幅×高さ×奥行) 435W×161H×327D mm(Wi-Fiアンテナ直立時:435W×225.5H×327D mm)
質量 8.1kg 7.8kg
付属品 リモコン、単4 乾電池(2本)、AM アンテナ、FM アンテナ、YPAO用マイク、取扱説明書、スタートアップガイド
  • ※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
  • ※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
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