ニュースリリース

2014年06月12日 [プロオーディオ]

小~中規模SRのメインシステムから大規模SRシステムの補助システムまで

独創的なモジュラーコンセプトを採用した多目的用途のオムニモジュール

NEXO スピーカーシステム
STMシリーズ『STM M28』

− 既存のメイン、ベース、サブの各モジュールと自由に組み合わせが可能、8月発売 −

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NEXO STMシリーズ オムニモジュール『STM M28』 オープンプライス 2014年8月発売予定

NEXO STMシリーズ オムニモジュール『STM M28』
オープンプライス
2014年8月発売予定
(2014年6月25日画像差し替え)

 株式会社ヤマハミュージックジャパン(注1)は、NEXO SA(注2、以下、ネキソ社)が開発したスピーカーシステム、STMシリーズのオムニモジュール『STM M28』を2014年8月に発売します。

  • 注1) 株式会社ヤマハミュージックジャパン:
    国内における楽器・音響機器の卸販売などを行うヤマハ株式会社の100%子会社。
    本社:東京都港区
  • 注2) NEXO SA:
    業務用スピーカーシステムの製造・販売を行うヤマハ株式会社の100%子会社。1979年設立。
    本社:フランス

価格と発売日

品名 品番 価格 発売日
NEXO STMシリーズ オムニモジュール STM M28 オープンプライス 2014年8月

製品の概要

 ネキソ社は、1979年にフランスのパリに設立された業務用スピーカー製造・販売会社であり、高音質を要求される大型コンサート会場・ホール・劇場等で使用される高出力業務用スピーカーで高い評価を得ています。このネキソ社が開発した「STMシリーズ」は、ラインアレイタイプでありながら、幅・高さ・奥行きに互換性を持ったモジュールを自由に組合せることで数百人規模から数万人規模までのシステムの構築が可能なモジュラーコンセプト「Scale Through Modularity」を採用した新基軸のスピーカーシステムです。昨年発売以来、各国の大手SRカンパニーに導入され、著名なフェスティバルやワールドツアーで使用されています。
 このたび発売する『STM M28』は、「STMシリーズ」の商品コンセプトを完成させるオムニタイプのスピーカーシステムです。シリーズの既存のラインアップである、メイン、ベース、サブの3種類のモジュールとサイズ・機構に互換性を持った仕様となっており、それらと自由に組み合わせることで卓越したスケーラビリティを発揮し、サウンドクオリティはもちろん、システムの保管から輸送、設置、運用まで、サウンドビジネスに関わるあらゆる業務プロセスにおいて高品位かつ高効率なソリューションを提供します。

 詳細は以下の通りです。

主な特長

1.「STMシリーズ」のスケーラビリティを最大化

オムニモジュール『STM M28』は、他の「STMシリーズ」のモジュールとサイズやリギング機構において高次元の互換性を備えており、メインモジュールの「STM M46」、ベースモジュールの「STM B112」またはサブモジュールの「STM S118」と組み合わせることで、小~中規模SRのメインシステムから大規模SRシステムのダウンフィルのような補助システムまで、自在かつ多彩な運用が可能です。

『STM M28』を使った「STMシリーズ」セッティング例

『STM M28』を使った「STMシリーズ」セッティング例

2.ハイクオリティなサウンドを実現する独自技術と最先端デバイス

NEXOのラインアレイタイプモデル「GEOシリーズ」の中核テクノロジ―である双曲面反射型ウェーブソース「HRW™」を搭載し、理想的な高域の指向性制御とカップリング性能を確保しています。高域のドライバーには「Ketone Polymer ダイアフラム」を採用し、可聴帯域内における歪みを最小限に抑え、20kHzまでリニアな特性を実現しました。また、バスレフポートには、メインモジュール「STM M46」にも採用されているテクノロジー「Patented vent design」を搭載、従来のポートデザインで課題となっていた位相の問題を解決し、中低域における指向性制御と出力効率を大幅に改善しています。

『STM M28』 構造図

『STM M28』 構造図

「HRW™」と「Ketone Polymerダイアフラム」を搭載した高域ユニット

「HRW™」と「Ketone Polymerダイアフラム」を搭載した高域ユニット

「Patented vent design」を搭載したバスレフポート

「Patented vent design」を搭載したバスレフポート

別売オプション

品名 品番 価格 発売日
STM M28ダブルカラム用カバー STT-DCOVER2812 オープンプライス 2014年8月
STM M28シングルカラム用カバー STT-DCOVER283 オープンプライス 2014年8月
STM M28シングルカラム用ドリー STT-DOLLY28 オープンプライス 2014年8月
STT-DOLLY用M28アダプター STT-DOLLYKIT28 オープンプライス 2014年8月
STM M28用指向性調整デバイス(120°) STT-FLG28120 オープンプライス 2014年8月
STM ダブルカラム用軽量バンパー STT-LBUMPER オープンプライス 2014年8月
STM M28ダウンフィル用連結金具 STT-M46TOM28 オープンプライス 2014年8月

主な仕様

オムニモジュール『STM M28』

再生周波数帯域 60Hz~20kHz (-6dB)
再生周波数特性 65Hz~19kHz (±3dB)
感度(1W, 1m) 107dB SPL Nominal
最大音圧レベル(1m) 141dB SPL Peak
高域指向角度(1unit) 垂直: 0-15°/ 水平:90°または120°(※)
※120°はホーンフレアをオプションのSTT-FLG28120に交換時
クロスオーバー周波数 900Hz (アクティブ)
公称インピーダンス 低域:8Ω(6Ωmin)
高域:8Ω(6Ωmin)
推奨パワーアンプ出力 低域:3,700W / 2Ω(3キャビネット)
高域:3,700W / 2Ω(3キャビネット)
ドライバー構成 低域:2 x 8” Neodymium 16Ωhigh excursion drivers
高域:2 x 2.5” voice coil, 1.4” throat Neodymium 16Ω
high excursion drivers, Ketone Polymer diaphragm
コネクター 2 x NL4スピコン (In, Loop Thru)
エンクロージャー 合成樹脂, 黒色塗装
寸法(幅×高×奥行) 575×267×653mm(連結金具含む)
質量 約37kg

*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ウェブコミュニケーショングループ 担当:木崎
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

株式会社ヤマハミュージックジャパン
PA営業部
プロオーディオ・インフォメーションセンター
TEL:0570-050-808 (ナビダイヤル、全国共通番号)
(電話受付: 祝祭日を除く月~金/11:00~19:00)
ウェブサイト http://jp.yamaha.com/support/

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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