ヤマハ トランスアコースティック™ピアノ

『YUS1SHTA』『YUS3SHTA』『YUS5SHTA』
『C1X-SHTA』『C3X-SHTA』

価格と発売日

製品の概要

　『トランスアコースティック™ピアノ』は、アコースティックピアノに電子音を豊かな響きで発音するためのトランスデューサー（加振器）を搭載していることが特長のハイブリッドピアノです。トランスデューサーは電子音の情報を振動に変換してピアノ本体の響板に伝えます。この機構（トランスアコースティック™システム）により、響板の振動および弦の共鳴効果が加わることで、電子音がピアノ全体から豊かで自然な響きで広がります（※イメージ図参照）。通常のアコースティックピアノとして演奏をお楽しみいただけるのに加え、トランスアコースティック™モードにすることで電子ピアノと同様、ヘッドフォンを使用しなくても音量を自在にコントロールして演奏することが可能です。また、内蔵された多彩な音色でアコースティックピアノの音と電子音を同時に重ねてレイヤー演奏を楽しんだり、外部のオーディオデバイスとの接続により、響板をスピーカー代わりにしてオーディオリスニングを楽しんだりと、趣味やシーンに合わせてお子様から成人趣味層まで幅広くお楽しみいただける点が好評をいただいています。

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　このたび発売するアップライトピアノ『YUS1SHTA』『YUS3SHTA』『YUS5SHTA』、グランドピアノ『C1X-SHTA』『C3X-SHTA』は、この「トランスアコースティック™ピアノ」に加わる新機種です。今回の発売により、アップライトピアノは合計で4品番、グランドピアノは2品番が揃い、全6品番の中からお客様のご希望に合わせてピアノを選べるようになります。

　またカラーバリエーションとして、『YUS1SHTA』『YUS3SHTA』『YUS5SHTA』にはウォルナット（Wn）、マホガニー（MhC）とホワイト、『C1X-SHTA』『C3X-SHTA』にはウォルナット、マホガニーとホワイトの外装特注タイプをご用意しています。

主な特長

1．アコースティックピアノでありながら、音量調節が可能

2．響板から響く自然で多彩な音色

3．「レイヤーモード」による新たな演奏表現

4．外部デバイスとの接続で広がる新たなピアノの楽しみ方

開発の背景

　当社は、これまで培ってきた「アコースティックピアノ」と「電子ピアノ」双方の強みを生かし、ピアノ事業を再構築する「トータルピアノ戦略」を策定し、商品開発やマーケティング、プロモーションに取り組んでいます。この戦略をさらに発展させて、アコースティックピアノに最新のテクノロジーを融合させた新シリーズ「トランスアコースティック™ピアノ」を開発。本年3月に第一弾のモデルを発売してご好評をいただき、プロや指導者、レッスン生などより、シリーズ拡充の要望をいただいたことから、今回の新機種発売をすることになりました。
　今回発売される5品番は、アップライトピアノの『YUS』シリーズ、グランドピアノの『CX』シリーズをベースに開発したものです。いずれもアコースティックピアノのスタンダードモデルに相当し、その豊かな響きを持つ音や弾き心地は高い評価をいただいています。
　当社はトランスアコースティックピアノを現代に相応しい、新しいピアノのスタンダードとして提案し、アコースティックピアノの揺るぎない表現力の豊かさを、あらためてより多くの人に体感していただきたいと考えています。

• ※「TransAcoustic」とは“trans-”（英語の接頭辞で“～の向こう側に”）とアコースティックピアノの“Acoustic”を合わせた造語で、これまでの枠を超える新しいピアノのあり方を表しています。

ピアノ本体仕様

トランスアコースティック™システム仕様

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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