ニュースリリース

音質と臨場感をさらに進化させたDolby Atmos®*1&DTS:X2対応モデル
フラッグシップAVプリアンプ新発売

AVENTAGE Separate Series
ヤマハ AVプリアンプ 『CX-A5100』

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ヤマハ AVプリアンプ 『CX-A5100』 カラー:(H)チタン 本体価格280,000円(税抜)

ヤマハ AVプリアンプ 『CX-A5100』 カラー:(H)チタン
本体価格280,000円(税抜)

ヤマハ AVプリアンプ 『CX-A5100』 カラー:(B)ブラック 本体価格280,000円(税抜)

ヤマハ AVプリアンプ 『CX-A5100』 カラー:(B)ブラック
本体価格280,000円(税抜)

フロントパネルオープン時

フロントパネルオープン時

アンテナは設置環境に応じて、角度を変えることができます。

アンテナは設置環境に応じて、角度を変えることができます。

ヤマハ株式会社は、AVENTAGE(アベンタージュ)セパレートシリーズのフラッグシップAVプリアンプCX-A5000の後継機として、すべての回路基板を刷新するなどの全面的な改良で音質と臨場感をさらに進化させたDolby Atmos®& DTS:X対応11.2ch AVプリアンプ『CX-A5100』を10月上旬より全国で発売いたします。

  • *1: Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)=ドルビーラボラトリーズ社が開発した最新の3次元サラウンドフォーマット。
  • *2: DTS:X(ディーティーエス エックス)=DTS社が開発した最新の3次元サラウンドフォーマット。(ファームウェア更新により対応予定)

価格と発売時期

品名 モデル名 本体価格 当初月産
予定台数
発売時期
AVプリアンプ CX-A5100 (H)チタン、(B)ブラック 280,000円(税抜) 500台 10月上旬

製品の概要

今回発売する『CX-A5100』は、2013年に発売した前作CX-A5000をベースとしながら、音質と臨場感をさらに進化させた11.2ch AVプリアンプの第2世代モデルです。本機の開発にあたっては、最新の3次元サラウンドフォーマットである「Dolby Atmos®」「DTS:X」を含むあらゆるプログラムソースの完全再現を念頭に、アナログ系・デジタル系・電源系に及ぶすべての回路基板を刷新するなどの全面的な改良を実施。前作でも高い評価をいただいた音の基本性能を飛躍的に向上させるとともに、新たな音場創生アルゴリズムの採用や信号処理の高速大容量化によって、当社が誇る音場創生技術の最高峰「シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)」と3次元サラウンドフォーマット(Dolby Atmos®など)との掛け合わせ再生を史上初めて実現しました。さらにESS社製32bitハイグレードD/AコンバーターやシネマDSP HD3フルプログラム、新たに0.2chサブウーファー出力にも採用を拡大した11.2ch XLRバランス出力端子、HDCP2.2やHDR伝送(ファームウェア更新により対応予定)に対応したHDMI端子、DSDやAIFFを含む充実のハイレゾ音源対応など、前作の魅力を全方位へ向けて発展継承させています。なお、既発売の11chパワーアンプ「MX-A5000」についてはモデルチェンジを実施せず、現行製品を引き続き生産いたします。

AVENTAGE Separate Series

AVENTAGEセパレートシリーズは、音・臨場感・操作性の色褪せない本質を追求するヤマハのハイクラスAVコンポーネント=AVENTAGEシリーズの頂点に立つセパレートAVレシーバーシステムです。セパレート構成でしか実現できない究極的な高音質と将来性を求めて、伝統的なクラフトマンシップと音づくりのノウハウを結集。ホームシアター愛好家の心を満たし、時を越えて信頼されるシアタールームのリファレンス機となることを目指しました。なお、AVENTAGEセパレートシリーズは全製品5年保証です。

【CX-A5100 主な特長】

  1. 臨場感
    • 最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos®」および
      「DTS:X」対応デコーダーを搭載 *ファームウェア更新により対応予定
    • 史上初となる3次元サラウンドフォーマットとの掛け合わせ再生を実現した新シネマDSP HD3
    • 新次元の視聴環境改善効果をもたらす64bitハイプレシジョンEQ採用の本機専用「YPAO」
  2. 高音質
    • Z/AVENTAGEシリーズで積み上げたノウハウを駆使した高剛性シャーシと〈5番目の脚〉
    • 4回路分離パワーサプライやカスタムメイド電源トランスなどを投入した音質最優先の電源部
    • ESS社製32bit DAC×2基、独自のD.O.P.G.コンセプトを採用した高品位なオーディオセクション
    • ノイトリック社製金メッキ仕様XLR端子を採用したバランス接続対応11.2chプリアウト、オーディオ専用バランス入力を装備
    • 96kHz/32bit対応に進化した本機専用のハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー
  3. HDMI関連機能
    • HDCP2.2、HDR伝送、4K/60p 4:4:4映像信号に対応した8入力/2出力の最新HDMI端子 *ファームウェア更新により対応予定
    • 別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMI対応アドバンスドゾーンスイッチング
  4. ネットワークオーディオ機能
    • 高精度ロージッタークロック内蔵の新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュール
    • DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit対応のネットワークオーディオ部
  5. ユーティリティ機能
    • 家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型
    • 複数のヤマハ製機器をひとつのアプリで操作したり、音楽を共有できる新機能「MusicCast」に対応 *ファームウェア更新により対応予定
    • スマートフォンやタブレットの音声を手軽にワイヤレス再生できるBluetooth®オーディオ機能を内蔵
    • 独自の音質改善技術、ミュージックエンハンサーがBluetooth®オーディオにも対応
    • シネマDSPの音場効果も直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」
  6. 5年間の長期製品保証

CX-A5100 主な特長

1. 臨場感

●最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos®」および「DTS:X」対応デコーダーを搭載

ドルビーラボラトリーズ社が開発した「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」とDTS社が開発した「DTS:X(ディーティーエス エックス)」、最新の3次元サラウンドフォーマットに対応したサラウンドデコーダーを搭載しました。個々の音を、頭上を含めた室内のどの位置にも定位または移動させ、3次元的な音響空間を簡単に創り上げることのできるこの技術への対応により、最新映画で話題のリアルな包囲感や移動感を家庭のシアタールームで楽しめます。プレゼンススピーカーはフロントスピーカー上方壁に設置する「フロントハイト」、天井に設置する「オーバーヘッド」、「ドルビーイネーブルドスピーカー」の3パターンから選択でき、別売の11chパワーアンプ「MX-A5000」との組み合わせで5.1.2ch、5.1.4ch、7.1.2ch、7.1.4chの4種類のスピーカー構成に対応します。

  • *:「DTS:X」については製品発売日以降のファームウェア更新により対応予定。更新の開始時期や仕様などの詳細についてはヤマハ製品サイトなどで順次発表してまいります。

左:「フロントハイト」設定画面例/中:「オーバーヘッド」設定画面例/右:「ドルビーイネーブルドSP」設定画面例(Dolby Atmos®専用)

●史上初となる3次元サラウンドフォーマットとの掛け合わせ再生を実現した新シネマDSP HD3

シネマDSP HD3音場概念図

フロント/リアプレゼンススピーカーを含む最大11.2chスピーカー構成と、通常のシネマDSPを大きく上回る圧倒的な情報密度を駆使して、音場の高さ方向を含む空間情報の完全再現を目指す3次元立体音場創生の最高峰=シネマDSP HD3(エイチディ キュービック)。『CX-A5100』では、オブジェクトベースオーディオを前提とした新たな音場創生アルゴリズムの開発と信号処理の高速大容量化によって、史上初となるシネマDSP HD3サラウンドプログラムと3次元サラウンドフォーマット(Dolby Atmos®など)との掛け合わせ再生を実現しました。サラウンドプログラムには、これまでDSP-Z11とCX-A5000のみに搭載されてきたシネマDSP HD3専用のプログラムを含む計33種類のフルプログラムを搭載。最新の3次元サラウンドフォーマットが秘める膨大な潜在能力を、ヤマハが長年培ってきた独創の音場創生技術によって呼び覚まし、スピーカーの存在が消失するほどの開放感とリアリティをもたらします。さらに、仮想のプレゼンススピーカーを空間上に生成することで、プレゼンススピーカーを設置しなくてもシネマDSP HD3再生をお楽しみいただけるバーチャル・プレゼンススピーカー機能とバーチャル・リアプレゼンススピーカー機能も装備しています。

  • *:Dolby Atmos®およびDTS:X信号はバーチャル再生されません。

●新次元の視聴環境改善効果をもたらす64bitハイプレシジョンEQ採用の本機専用「YPAO」

YPAO上:「YPAO-R.S.C.」の動作イメージ(概念図)/中:「YPAO Volume」の効果(概念図)/下:ハイプレシジョンEQの効果(概念図)

全帯域のイコライジング処理を64bit演算で高精度に遂行し、演算誤差に起因する微細なノイズまでも低減する新開発64bitハイプレシジョンEQの採用によって音の品位をさらに高めた本機専用設計の視聴環境最適化システム「YPAO」(Yamaha Parametric Room Acoustic Organizer)を搭載しました。お使いになる部屋固有の初期反射音を積極的に制御して視聴環境を最適化する「YPAO-R.S.C.」、その計測結果に基づいて再生時の周波数特性が音量に応じて聴感上フラットになるようにコントロールする「YPAO Volume」、設置した各スピーカーの距離と方角、プレゼンススピーカーの高さを自動計測することで音場空間を立体的に補正する「YPAO 3D測定」を含む総合的な測定・補正プロセスによって、ハイトスピーカーの位置や仕様、室内環境によってサラウンド効果が影響を受けやすいDolby Atmos®やDTS:X再生の課題を克服。64bit処理ならではの圧倒的なサウンドクオリティがそれぞれの補正能力を驚くほど自然に、しかも明確に引き出し、音の質的変化をほとんど感じさせない新次元の視聴環境改善効果をもたらします。

  • *:R.S.C.= Reflected Sound Control

2. 高音質

●Z/AVENTAGEシリーズで積み上げたノウハウを駆使した高剛性シャーシと〈5番目の脚〉

上:H型クロスフレーム&ダブルボトム構造の制振・高剛性シャーシ

H型クロスフレーム&ダブルボトム構造で理想の機械的強度を発揮する制振・高剛性シャーシ、設置安定性を高めて筐体の共振を効果的に分散する独自のアンチレゾナンステクノロジー(Anti Resonance Technology)に基づく〈5番目の脚〉など、ZシリーズやAVENTAGEシリーズで実績を積んだ筐体設計技術を投入。さらにボディ両サイドにはデザイン性を高め、筐体全体の制振にも貢献する肉厚のアルミサイドパネルを装着しました。

●4回路分離パワーサプライやカスタムメイド電源トランスなどを投入した音質最優先の電源部

銀メッキカバー一体型電源トランス

オーディオ回路、デジタル回路、アナログ映像回路、FLディスプレイ回路のそれぞれに専用電源を割り当てる本機専用設計の4回路分離パワーサプライを搭載。各回路間の相互干渉を防ぐとともに、アナログ電源トランスを100%オーディオ回路専用として使用することで全動作モードでのS/Nを大幅に向上させました。加えて、カスタムメイドのケース密閉型EI型トランスや大容量ブロックコンデンサー、電源供給の最短化と磁場効果の低減を目指した給電レイアウト、バランス出力回路専用電源などにより、ハイエンドAVプリアンプに求められる音の情報量と精度、そして大音量時の強靭な駆動力のすべてを満たしました。

●ESS社製32bit DAC×2基、独自のD.O.P.G.コンセプトを採用した高品位なオーディオセクション

ESS社製ハイグレード32bit DAC×2基

ESS社製32bitハイグレード32bit DAC「SABRE32 Ultra DAC ES9016」を全11.2ch用として2基搭載。入力部とD/Aコンバーター部の電位差を解消して微小信号の再生品位を向上させる伝統のD.O.P.G.(DAC on Pure Ground)コンセプトが、ESS D/Aコンバーターの特質である微小信号の再現性とディテール表現力、そして大音量時におけるダイナミクスの忠実な再現力を余すことなく引き出します。また、「シャープロールオフ」、「スローロールオフ」、そしてヤマハオリジナルの「ショートレイテンシー」の3種類のデジタルフィルター特性と、ウルトラロージッターPLL回路による3段階のジッター除去特性の組み合わせを、お好みの音質傾向やデジタル信号の精度に合わせてお選びいただけます。いっぽうアナログオーディオ回路には、ローム社との共同開発による高精度電子ボリュームや、ルビコン社とのコラボレーションで生まれたオリジナルPML(薄膜高分子積層)コンデンサなどを新たに投入。ヤマハAVレシーバー史上最高の音の品位を目指しました。

●ノイトリック社製金メッキ仕様XLR端子を採用したバランス接続対応11.2chプリアウト、オーディオ専用バランス入力を装備

ノイトリック社製の金メッキ仕様XLR端子

サブウーファー用の0.2ch出力を含む11.2chすべてのプリアウトには、通常のRCAコンポジット(アンバランス)音声出力端子に加えて、XLRバランス音声出力端子を装備。当社MX-A5000をはじめとするバランス入力端子付きパワーアンプやアクティブサブウーファーとの組み合わせでノイズの影響を受けにくい信号伝送を実現します。さらに、バランス音声出力を備えた再生機器との高音質接続が可能なXLRバランス入力端子も装備。すべてのバランス入出力端子には、ヤマハの業務用ミキシングコンソールでも実績を積んだノイトリック(NEUTRIK)社製の金メッキ仕様XLR端子を採用しています。

●96kHz/32bit相当に進化した本機専用のハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー

ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーの効果(概念図)

非圧縮(CD、WAV、AIFF)および可逆圧縮(FLAC、Apple Lossless)音声を最大96kHz/32bit分解能まで拡張処理する本機専用設計のハイレゾリューション・ミュージックエンハンサーを搭載。96kHz/24bit分解能の従来型と比較して、さらにナチュラルで本質的な音質改善効果を実現し、CDをはじめとする既存のピュアオーディオソースにハイレゾ音源さながらの豊かなプレゼンスをもたらします。

3. HDMI関連機能

●HDCP2.2、HDR伝送、4K/60p 4:4:4映像信号に対応した8入力/2出力の最新HDMI端子

4K/60P

最新の著作権保護技術であるHDCP2.2、HDMI規格の最新バージョンに規定されたHDR*1映像伝送、4K/60p 4:4:4映像信号*2のパススルー/4Kアップスケーリングに対応した8入力/2出力のHDMI端子*3を装備。4K Ultra HDをはじめ、さまざまなタイプの映像信号を幅広くサポートします。さらに主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能*4、お手持ちのテレビと本機とをHDMIケーブル1本で接続できるオーディオリターンチャンネル(ARC)、アドバンスドゾーンスイッチング対応HDMI出力(後述)などにも対応しています。

  • *1:HDR(ハイダイナミックレンジ)映像伝送とは、従来より幅広い明暗のダイナミックレンジを持つ映像信号の伝送を可能にする技術のことで、4Kテレビや次世代光ディスク、映像配信サービスなどでの導入が期待されています。(ファームウェア更新により対応予定)
  • *2:本機における4K/60p映像信号のサポートフォーマットはRGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2、YCbCr4:2:0です。
  • *3:HDCP2.2およびYCbCr4:2:0以外の4K/60p映像信号に対応したHDMI端子は入力8系統のうち前面端子を除く計7系統です。
  • *4:HDMIによるリンク機能(HDMIコントロール)は、本機~対応テレビ(レコーダー)間をHDMI接続した場合に実現するものです。対応テレビ機種などの詳細は当社製品サイトでご確認ください。
    http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/connect/hdmi_cec/

●別室で映画の続きを観たり、お好みのオーディオソースが聴けるHDMI対応アドバンスドゾーンスイッチング

メインルームと同じ、または別のソースを選んで別室のHDMI対応テレビやホームシアターにHDMI伝送したり、HDMI入力以外のオーディオソース(デジタル/アナログ音声、ネットワーク音声、FM/AMラジオ)を別室に伝送できるアドバンスドゾーンスイッチングを装備。メインルームから寝室やキッチンなどに移動して映画の続きを観賞するときや、メインルームとは異なるソースを楽しみたいときに便利です。各ゾーンの切り換えは本体またはリモコンのボタンのほか、専用アプリ「AV CONTROLLER」でも操作できます。さらにゾーン2/3については、メインゾーンで聴いているソースと同じものを常に再生する「Main Zone Sync」入力にも新たに対応。たとえばキッチンなどのサブルーム側で入力切り替え操作をすることなく、ルーム間でのコンテンツ共有が可能になりました。

4. ネットワークオーディオ機能

●高精度ロージッタークロック内蔵の新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュール

新世代ネットワークモジュールの効果(概念図)

ネットワークオーディオの音質を左右するキーデバイスには、高精度ロージッタークロックを内蔵した新世代ヤマハオリジナル・ネットワークモジュールを搭載しました。DSDを含むハイレゾ音源の高品位再生を目指して開発されたこのデバイスは、ネットワーク/USB/Bluetooth®再生におけるジッターノイズの発生を大幅に低減し、さらなるS/N向上を達成。ハイレゾ音源特有のデリケートな音の違いも忠実に描き分けます。

●DSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit対応のネットワークオーディオ部

幅広い音声フォーマットに対応するハイレゾ再生機能を装備。新開発ネットワークモジュールにより音質も向上させました。

ネットワークオーディオ部は、これまでのWAV/FLAC 192kHz/24bit再生、Apple Lossless 96kHz/24bit再生に加えて、新たにDSD 5.6MHz再生(DSDダイレクト再生対応)およびAIFF 192kHz/24bit再生にも対応。パソコンやNAS(ネットワークHDD)などにストックした大量の音楽ライブラリーも、選曲レスポンスの速さで定評のある専用アプリ「AV CONTROLLER」や「MusicCast CONTROLLER」を使えばストレスなく快適に聴くことができます。

5. ユーティリティ機能

●家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi内蔵型

内蔵Wi-Fi機能の使用例(家庭内ネットワークにワイヤレス接続)

家庭内ネットワークへ無線LAN経由で接続できるWi-Fi機能を内蔵し、LANケーブルを接続しなくても、ハイレゾ音源を含むネットワーク上の音楽コンテンツやインターネットラジオの再生、専用アプリ「AV CONTROLLER」での本機のワイヤレス操作を実現。さらに、スマートフォン/タブレット内の音楽コンテンツのワイヤレス再生や、「AV CONTROLLER」での操作などが無線LAN環境のない場所で手軽に行える「Wireless Direct」も内蔵しています。

  • ※無線LANと有線LANとの同時接続はできません。Wi-Fiまたは有線LAN接続とWireless Direct接続との同時使用はできません。無線LANで接続できる距離は環境に依存します。

●複数のヤマハ製機器をひとつのアプリで操作したり、音楽を共有できる新機能「MusicCast」に対応

MusicCastワイヤレスネットワークの新機能「MusicCast」

家庭内に設置した複数のMusicCast対応音響機器の操作や、対応機器間での音楽コンテンツの共有などがひとつのアプリで行えるヤマハ独自の新機能「MusicCast」(ミュージックキャスト)に対応。専用アプリケーション「MusicCast CONTROLLER」をお手持ちのスマートフォン/タブレットにインストールすれば、MusicCast対応機器と本機との間で音楽コンテンツの配信/受信を簡単に行うことができます。

●スマートフォンやタブレットの音声を手軽にワイヤレス再生できるBluetooth®オーディオ機能を内蔵

お手持ちのBluetooth®対応スマートフォンやタブレット、携帯音楽プレーヤーなどの音声を手軽にワイヤレス再生できるAACフォーマット*対応のBluetooth®オーディオ機能を内蔵。接続と連動して本機の電源が自動的にオンになるBluetooth®スタンバイも装備し、高音質のBluetooth®リスニングを快適に楽しめます。

  • *:iPhoneやiPadなどAACフォーマット対応Bluetooth®機器との無線接続時に高音質再生を実現します。

独自の音質改善技術、ミュージックエンハンサーがBluetooth®オーディオにも対応

ミュージックエンハンサーの効果(概念図)

スマートフォンや携帯音楽プレーヤー、インターネット経由の音楽/映像配信サービスなど、さまざまな圧縮音声をより豊かなサウンドで再現するヤマハ独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」が新たにBluetooth®再生にも対応。圧縮音声で失われがちな高音域の情報量や低音域の明瞭感を効果的に補正し、クリアで奥行き感のある音が楽しめます。

●シネマDSPの音場効果も直感的に制御、快適操作の専用アプリ「AV CONTROLLER」

(左)シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的に操作できるDSP調整画面例/(右)操作感・視認性に優れたロータリー型音場調整

ヤマハAVレシーバー用アプリケーション「AV CONTROLLER」に対応。お手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールして、本機の基本操作や各種設定をより快適にお使いいただけます。また、ロータリー型とスライド型をお好みで選べる音量調整、お使いの端末のOSやスクリーンサイズにマッチした美しいグラフィックデザインなどのすぐれた基本設計に加え、シネマDSPの音場効果をピンチ&スワイプ操作で直感的にカスタマイズできる「DSP調整」など、ホームシアター愛好家の期待に応える機能も装備しています。

  • ※iOS 6.0以降がインストールされたiPod touch(第3世代以降)/iPhone(3GS以降)/iPad、Android OS 2.1以上がインストールされたAndroid端末に対応。
  • *:「DSP調整」は今回発売するCX-A5100など、2014年以降発売のネットワーク対応AVレシーバーでお使いいただけます。

6. 5年間の長期製品保証

長期間にわたり安心してご愛用いただけるよう、CX-A5100にはお買い上げ日より5年間のメーカー製品保証を標準で付与しています。

【CX-A5100 その他の特長・機能】 ●AM難聴取・災害対策のためのFM補完放送を受信できる40局プリセット対応ワイドFM/AMチューナー●ネットワークオーディオ再生時に気になる曲間の途切れを解消するギャップレス再生(DSDを除く)●お気に入りのインターネットラジオ局をストレスなく呼び出せるvTunerブックマーク&オートプレイに対応したインターネットラジオ機能●コンパクトスピーカーの音に重低音の力感や躍動感をプラスするExtra Bass●シアター空間に仮想のサラウンドバックスピーカーを生成するバーチャル・サラウンドバックスピーカー●再生音量に応じてDSP効果を自動調整し、常に最適な臨場感が得られるA-DSP技術●入力ソースやボリューム位置に合わせてダイナミックレンジを自動調整し、小音量再生時にも明瞭なサウンドが楽しめるA-DRC技術●お手持ちのヘッドホンでサラウンド再生が楽しめるサイレントシネマ●音声信号経路を最短化して入力ソースの音をありのままに再現するピュアダイレクトモード●HDMIコントロール/スタンバイスルーオフ、ネットワークスタンバイオフ時の待機時消費電力0.1Wの省電力設計●一定時間使用しないと自動的に電源がオフになり、電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ(20分/2/4/8/12時間に設定可能)●お手持ちのiPod/iPhoneのデジタル音声接続に対応した前面USB端子●MMカートリッジ対応フォノ入力●高精細HDフォントによるGUI画面を採用した多言語対応OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)●WPS(プッシュボタン/PINコード)またはiOS設定共有により無線LANを簡単設定

製品の販売について

『CX-A5100』の予約受付は2015年9月16日(水)より開始する予定です。当社では、充実した試聴環境と設置ノウハウを持つ全国の販売店とのパートナーシップのもと、本製品の価値をより良くご理解いただける環境づくりに努力してまいります。

先行視聴会について

『CX-A5100』の発売を記念して、9月12日(土)に東京会場、9月19日(土)に大阪会場で先行視聴会を開催いたします。
詳細や応募については、下記ウェブサイトでご確認下さい。
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/experience/event_cxa5100/

CX-A5100 主な仕様

型番 CX-A5100
HDMI入力 8(前面入力1)、AV1~7はHDCP2.2に対応
HDMI出力 2(HDCP2.2に対応、同時出力可、Zone2/4出力可)
音声入力 アナログ 11系統 2ch RCAアンバランス 9(前面入力1、PHONO 1含む)、XLRバランス 1(1:アース、2:HOT、3:COLD)
マルチチャンネル 1(8ch)※1
デジタル 6系統 光 3
同軸 3
音声入力(その他) 3系統 USB※2 1(前面入力1)、ネットワーク 1(Ethernet)、ネットワーク 1(Wireless)
映像入力 8系統 コンポジットビデオ 5(前面入力1)
コンポーネントビデオ 3
音声出力 PRE OUT RCA
アンバランス
11.2ch :フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R、
フロントプレゼンスL/R、リアプレゼンスL/R※3
サブウーファーOUT 2、(STEREO、FRONT&REAR、MONO×2)
XLR
バランス
11.2ch :フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R、
フロントプレゼンスL/R、リアプレゼンスL/R※3
サブウーファーOUT 2、(STEREO、FRONT&REAR、MONO×2)
1:アース、2:HOT、3:COLD
ZONE OUT ZONE 2、ZONE 3※3
ヘッドホン出力 1
モニター出力端子 MONITOR OUT/
ZONE OUT
2系統 コンポジットビデオ 1
コンポーネントビデオ 1
HDMIパススルー/アップスケーリング 4K/60p対応
Bluetooth
再生方式
バージョン Ver.2.1+EDR
対応プロファイル A2DP、AVRCP
対応コーデック SBC、AAC
ワイヤレス出力 Bluetooth Class2
最大通信距離 10m(障害物のない見通し距離)
シネマDSPプログラム数 33
消費電力 65W
待機時消費電力 HDMIコントロールOFF/
スタンバイスルーOFF時
0.1W
HDMIコントロールON/
スタンバイスルーON時
1.5W
ネットワークスタンバイON時 Wired:2.2W
Wi-Fi:2.2W
Wireless Direct:2.4W
HDMIコントロールON/
スタンバイスルーON/
ネットワークスタンバイON時
Wireless Direct:3.1W
寸法(幅×高さ×奥行) 435W×192H×474D mm (Wi-Fiアンテナ直立時:435W×247H×474D mm)
質量 13.5kg
付属品 リモコン、単4 乾電池(4本)、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、
マイクベース、3D測定用ポール、電源コード、取扱説明書、セットアップガイド
  • ※1:マルチチャンネルのフロントL/R入力は、AUDIO 3 RCA入力端子にアサインされています。
  • ※2:iPod/iPhone、およびUSBメモリー内ファイルの音声再生用。USB DACとしての機能はありません。
  • ※3:Zone3出力が有効となる時はR.Presenceからの音声は出力されません。

【製品情報】

この件に関するお問い合わせ先

■報道関係の方のお問い合わせ先

ヤマハ株式会社
広報部 宣伝・ブランドマネジメントグループ 窪井、千葉
〒108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
TEL:03-5488-6605
FAX:03-5488-5063

■一般の方のお問い合わせ先

株式会社ヤマハミュージックジャパン
カスタマーサポート部
お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1
TEL 0570-011-808(ナビダイヤル:全国どこからでも市内通話料金)
TEL 053-460-3409(上記番号でつながらない場合)

※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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